お肉の摂りすぎも要注意!?糖尿病を予防する生活のコツ

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健康診断で気になる項目のひとつ"血糖値"。実は日頃の食生活が原因で、血糖値を異常にあげている可能性があります。そこで今回は、血糖値の様々な原因とおススメの食事のとり方をご紹介。


糖尿病が起こる原因は"糖質"と"脂質"にアリ

昨年6月放送の「その原因、Xにあり!」(フジテレビ系)では、"血糖値"が上がる原因について特集しました。血糖値は110mg/dL以上で高血糖、126mg/dL以上で糖尿病と診断されます。糖尿病というと"糖質"が原因のイメージがありますが、実はそれだけではありません。

華道家・假屋崎省吾さんは、糖尿病(2型)で命の危機を感じたひとり。血糖値を上げる最大の原因は"糖質"ですが、実は肉の"脂質"を多く摂り過ぎても血糖値を高める原因となります。假屋崎さんが糖尿病になった原因はまさに"肉の脂質"。頻繁に肉を食べていたことで、脂質を多くとってしまい高血糖に繋がってしまったのです。

通常、血液中に糖が増えるとインスリンが出て糖の濃度を調節してくれます。しかし假屋崎さんのように脂質を摂り過ぎてしまうと内臓脂肪が増加。内臓脂肪から分泌されるTNF-αがインスリンの働きを妨げてしまい、高血糖を引き起こします。肉を食べるなら脂身の少ない赤身を選ぶなどの心がけが大切。お肉好きの人は特に気をつけましょう。


おやつの"ちりつも食い"が糖尿病の原因に

経済評論家・森永卓郎さんは、余命宣告を受けるほど重度の糖尿病(2型)を経験しています。毎朝5時から超多忙な生活を送っていた森永さんは、脳をフル回転させるために煎餅やクッキーなどの間食を頻繁に摂取していました。実はこの"おやつのちりつも食い"が森永さんの重度の糖尿病を引き起こす引き金に。

通常血糖値は食事をするとあがり、2~3時間後にさがるというサイクルを繰り返します。しかしおやつのちりつも食いをすると、血糖値はあがり続けた状態のまま。常に高血糖の状態が続くと膵臓が疲労し、インスリンの分泌や働きが悪くなります。この状態が続いたことで、森永さんは重度の糖尿病を引き起こしてしまいました。

番組では、血糖値をあげないための間食の取り方を紹介。銀座泰江内科クリニック院長・泰江慎太郎先生が推奨する間食の取り方は、200kcal以下の間食を心掛けること。プリンであれば1個157kcal、おせんべいの場合1枚60kcalを3枚食べるなどのように、1つの間食で200kcal以下を心掛けるのがポイントです。また、甘いものを食事の一環として食べるのもOK。食後のデザートとして甘いものを摂取すると、膵臓の疲弊を防ぐことができます。

ネット上では、「間食気をつけないと血糖値やばいなあ」「自分の食生活のダメさを痛感した...」など血糖値を意識する声が多くあがっていました。この機会に自分の食生活を見直してみてはいかが?

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