風邪をひくと鼻水がとめどなく出たり、喉の痛みで食事がとりづらくなったりと不快な症状が出ますよね。昔から"風邪は万病のもと"と言われているように、単なる風邪だからといって甘く見てはいけません。免疫力をアップさせる料理を作って、風邪に負けない丈夫な体作りをしましょう。
免疫力アップには「レンコン」
先月放送された「世界一受けたい授業」(日本テレビ)では、風邪予防に効果的な鍋料理の作り方を取り上げました。材料は、鍋料理でよく使われる野菜にキノコやクコの実、キャベツといった免疫力を上げるのに効果的な具材をプラス。免疫力アップ食材の中でも特におススメなのが、ビタミンCやポリフェノール、食物繊維が含まれている冬野菜・レンコンです。
その鍋料理の作り方の手順はたった2つ。まずは冷たい昆布だしにキノコを入れ、沸騰したら鶏ひき肉を投入しましょう。あとは残りの具材を全て加えて煮込めば出来上がりです。電子レンジで加熱したケチャップにみそとオリーブオイルを混ぜた「ケチャップみそ」をつけて食べれば、最後まで飽きずに食べられますよ。
試食したゲストの優香さんは、「体がポカポカになって、とてもおいしくて衝撃的」と絶賛。実際に作ってみた視聴者からも、「いろいろな食感が楽しめてグーです!」「野菜を無理なくたくさん食べられるのが素晴らしい」といった声が。「レンコンは皮つきのまま食べるとさらに豊かな風味になる」というアドバイスも飛び出しています。
ちなみに〆には、ご飯と溶き卵を入れて卵雑炊にするのがよいそう。仕上げにバターとしょゆをトッピングしてコクを出してくださいね。
野菜ときのこをモリモリ食べる
寒い時期には鍋料理で風邪予防をする人が多いようで、昨年は「ごごナマ」(NHK)にて「鶏ときのこの"モリモリ"鍋」が紹介されました。ポイントは、なめこ、えのきだけ、まいたけを合計400gも使うこと。小松菜やにんじん、さといもなどビタミンCやビタミンAが豊富な野菜と組み合わせ、免疫力アップを狙います。出汁としょうゆベースのあっさり味が体に染みわたり、「文字通り"モリモリ"食べられます」「うまくて体に良い鍋!」といった感想が上がっているので、ぜひ作ってみては?
味がよい上に体の調子を整えられる料理ほどありがたいことはありません。気温が低い夜は鍋料理を食べてパワーを出しましょう。