免疫力を高め、血液サラサラに! 8つのしょうがパワーに注目/しょうが生活

1706p038_01.jpg酢+しょうがは日本人が昔から慣れ親しんできた名コンビ。新陳代謝を活発にして血行を促進、体を温めて冷えやむくみを解消します。しょうがの持つ効果を最大限に利用しましょう。


前の記事「基本の酢しょうがを作りましょう!/しょうが生活(1)」はこちら。

しょうがパワーはここがスゴイ!
●血行を促進
しょうがの皮に含まれるジンゲロールなどが血行を促進するため、体を温め、冷え性改善に働きかけます。

免疫力を高める
ショウガオールやジンゲロールといった成分が、白血球の数を増やすとともに、免疫力を向上させます。

強い抗菌力
強い殺菌力でウイルスや細菌、食中毒菌や真菌に対して抗菌作用を発揮。寄生虫にも効果が認められています。

コレステロールを調整
ジンゲロールが胆汁の排出を促進するため、血中の悪玉コレステロールの低下、善玉コレステロールを増やします。

血液サラサラ効果
血小板の粘り気を抑えて血液凝固を防ぐので、血栓ができにくくなり、脳梗塞や心筋梗塞、高血圧などの予防に一役!

消化・吸収能力を高める
胃腸の内壁の血行をよくして働きを活性化し、消化・吸収の力を高めます。強力なたんぱく質分解酵素ジンジベインも含んでいます。

解熱作用
解熱・鎮痛剤のアスピリンの80%程度に該当する解熱作用があるといわれています。風邪のひき始めに。

アンチエイジング
血流がよくなるので新陳代謝が向上し、体のすみずみまで血液が届くようになります。美肌効果も期待できます。

酢しょうがQ&A
Q.しょうが特有の成分について教えてください。
A.生のしょうがにはジンゲロールという血行促進や抗菌などに効果がある成分が、特に皮に多く含まれています。ジンゲロールは加熱や乾燥するとショウガオールに変化し、さらに強力になります。この二つのしょうが特有の成分が健康に貢献してくれます。

Q.新しょうがでもひねしょうがでも作ることができますか?
A.大丈夫です。どちらを使う場合も、皮ごと使うことをお勧めします。硬い皮が気になるときは、むいた皮を刻んで一緒に漬けるとよいでしょう。皮は青魚や豚肉、鶏肉の煮込みなどの風味付けに使ってください。煮込むと軟らかくなり、食べやすくなります。

Q.酢しょうがの米酢を黒酢に代えることはできますか?
A.黒酢は米酢よりアミノ酸の含有量が多いので、口当たりのよい酢しょうがになります。りんご酢などお好きなお酢の種類に代えたり、糖尿病が気になる方は砂糖をパルスイートにしてカロリーオフしてもよいでしょう。はちみつが好きな方は砂糖と同量のはちみつでアレンジを楽しんでください。

Q.新しょうがを漬けたらピンク色になりました。なぜですか?
A.新しょうがには抗酸化作用のあるポリフェノールの一種、アントシアニンという成分が含まれているからです。漬けるととてもきれいなピンク色になるときがあります。ひねしょうがはアントシアニンが少ないのでピンク色にはなりません。



次の記事「ぞうすいにも。「小松菜と豚バラ肉のしょうが鍋」酢しょうが活用レシピ/しょうが生活(3)」はこちら。

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<教えてくれた人>
村上祥子(むらかみ・さちこ)さん
料理研究家・管理栄養士。1942年、福岡生まれ。公立大学法人福岡女子大学国際文理学部・食・健康学科客員教授。食材の持つ力で健康長寿の延伸を図る研究に関与する同大学にある「村上祥子料理研究資料文庫」で50万点の資料が一般公開されている。

この記事は『毎日が発見』2017年6月号に掲載の情報です。

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