れんこんパウダーとは、れんこんを完全に乾燥させて粉末にしたもの。毎日大さじ1杯摂取すれば、驚くほど免疫力がアップ! ぜひ、毎日の食生活に取り入れてみてください。
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れんこんパウダーを作ってみましょう
電子レンジを使うと乾燥時間を短縮できます。 れんこんは重ならないように並べ、ラップせずに加熱します。
材料(出来上がり100g分)
れんこん...1㎏
作り方
1.れんこんは洗って水けを取り、皮付きのまま2~3㎜厚さの輪切りにする。
2.電子レンジの耐熱皿にペーパータオル3枚を少しずつずらして重ね、皿から少しはみ出すように敷く。れんこん100gを重ならないように並べる。
3.ラップはせずに100gにつき電子レンジ600Wで2分加熱する。必ず100gで2分を守るようにしないと、酵素が残るなどで黒くなったりするので注意。
4.電子レンジから取り出して、ペーパータオルか乾いたふきんで上から押さえるように水けを除く。
5.2~4までを10回(1㎏分)くり返したら、クッキングシートを敷いたバットに並べ、室内に1~2日置き、色が濃くカラカラになるまで乾燥させる。床暖房がある場合は、12時間ほどで乾燥する。
6.ミキサーやミルにかけて粉末状にする(ミキサーが回転しないときは、めん棒で砕くか手で割ってから入れるとよい)。保存容器で冷蔵か冷凍保存する。
自然乾燥で作る場合
れんこんを皮付きのまま1㎝厚さの輪切りにしたら、クッキングシートの上に重ならないように並べ、ベランダなど日当たりのよい場所で1週間ほど完全乾燥させる。
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村上祥子(むらかみ・さちこ)さん
料理研究家・管理栄養士。1942年、福岡生まれ。公立大学法人福岡女子大学国際文理学部・食・健康学科客員教授。同大学にある「村上祥子料理研究資料文庫」で5万点の資料が一般公開されている著書『魔法の粉「れんこんパウダー」健康法』(講談社)、『レンジで楽チン!糖尿病レシピ』(新出版社)ほか。