40~50代も半数以上にリスクあり! 「フレイル」の実態と、専門家が推奨する対策とは?

健康な状態と要介護状態の中間に位置し、身体的機能や認知機能の低下が見られる状態を指す「フレイル」。その実態を明らかにするために、コラーゲンのプロフェッショナルであり、コラーゲンとゼラチンのトップメーカーである新田ゼラチン株式会社は、「プレフレイル実態調査」を行いました。対象は、全国40歳以上の男女600人。フレイルの実態を調査・考察してフレイル対策を考えることで、要介護状態になることを予防する、あるいは要介護期間を短くするなど、健康寿命延伸につなげましょう。

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40代、50代も要注意。半数以上の人にフレイルのリスクあり!

公益財団法人長寿科学振興財団の「健康長寿ネット」では、「フレイル」について、加齢により心身が老い衰えた状態のことであり、高齢者のフレイルは生活の質を落とすだけではなく、さまざまな合併症を引き起こす危険があると警笛を鳴らします。

フレイルの目安として、改訂日本版フレイル基準によると、体重減少、筋力低下、疲労感、歩行速度、身体活動という5項目が挙げられ、3項目以上該当するとフレイル、1~2項目該当する場合にはフレイルの前段階であるプレフレイル、いずれも該当しない場合はフレイルフリー(健常)とされています。

フレイル評価基準
体重減少 過去6か月で、2kg以上の意図しない体重減少があった
筋力低下 握力が【男性で28kg以下】、女性で【18kg以下】である
疲労感 ここ2週間わけもなく疲れたような感じがする
歩行速度 通常歩行速度が【1.0m/秒】以下である
身体活動 週に1回も、軽い運動・体操もしくは定期的な運動・スポーツをしていない

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今回、この基準に基づいて行われた自覚症状に関する聴取によると、対象となる40歳以上の人のうち、9.6%がフレイル、約4割にあたる43.8%の人がプレフレイルの基準に該当。フレイルまたはプレフレイルに該当する人が、合計で5割を超えるという結果になりました。

中でもフレイルの自覚症状が最も多いのは40代で13.1%。50代ではプレフレイルが51.1%、フレイルとプレフレイルを合わせて61.4%と6割以上に上る人が該当していました。

これらの結果から、抗加齢医学研究の第一人者であり、愛媛大学医学部附属病院抗加齢・予防医療センター長の伊賀瀬道也教授は、「一般的に60代以上に多いフレイルですが、若い世代であっても、家にこもった生活や偏った食生活によってフレイルとなり得る」と注意を促します。


コロナ禍によって広まる、運動不足など心身の健康状態に対する不安

実態調査から、高齢者のみならず、40代、50代でもフレイルやプレフレイルのリスクがあることがうかがえる結果に。この背景には、コロナ禍における健康・生活実態があるようです。

本調査によると、新型コロナウイルス感染拡大前の3年前と比較した生活環境や職場環境、気持ちの変化を聞いたところ「在宅時間が増えた」が56.3%、「運動することが減った」という人が49.5%と約半数に上ります。

40~50代も半数以上にリスクあり! 「フレイル」の実態と、専門家が推奨する対策とは? frail0221_B.jpgさらに、在宅時間が増えた人が感じる課題については「運動不足」が56.5%、「体力が落ちた」が45.9%と上位に。1年前よりも体の健康状態について意識するようになった人は「とてもそう思う」と「まあそう思う」を合わせて約7割、心の健康状態について意識するようになった人は約6割になりました。

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食への意識が高まるものの、重要な栄養素の摂取は不十分という現状も

コロナ禍での心身の健康意識の高まりを示す数値としては、「コロナ前より食事の栄養や内容に気を遣うようになった」という人が、「とてもそう思う」と「まあそう思う」を合わせて49.8%。心身の健康に対する意識が高まる中、食事を重要視する傾向が高まっていることが見えてきます。

40~50代も半数以上にリスクあり! 「フレイル」の実態と、専門家が推奨する対策とは? frail0221_D.jpgしかしながら、健康のために重要な栄養素であるタンパク質摂取量を例にとると、成人男性・女性における1日のタンパク質摂取量として推奨されている量は、男性で60~65g、女性で50g。これをゆでたまご(50g)1個に含まれるたんぱく質量(6.25g)で換算すると、男性は1日にゆでたまご9個分、女性は8個分となり、今の生活で十分なタンパク質量が摂取できていない可能性が高いと考えられます。

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特に人間の体内で一番多いタンパク質であるコラーゲンは、フレイル対策として有効であるにもかかわらず、体内のコラーゲンは20歳から代謝が低下。外から摂取することが重要であるということに関する理解度は、十分とは言えない状況が明らかになりました。

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コラーゲン摂取を心がけた栄養改善が、フレイル対策の一助に。

伊賀瀬道也教授によると「コラーゲンの抗糖化作用によって、認知症や糖尿病、心疾患、骨粗しょう症などのリスクを高める終末糖化産物(AGEs)の蓄積を抑える傾向が見られることが明らかになっています。フレイル予防として、コラーゲンの摂取はぜひ取り入れていただきたいです」とコラーゲンの摂取を推奨します。

1918年の創立以来100年以上、コラーゲンの"無限の可能性"を追求し、研究開発を続けてきたコラーゲン・ゼラチンメーカー「新田ゼラチン」では、世の中からフレイルを少しでも減らすために、フレイル対策の必要性を啓発する「フレイルFREEProject」を実施。ヨガ専門メディアの「ヨガジャーナル」とのコラボにより、フレイルにならないための「フレイルFREEヨガ」を開発した他、SNSで人気の漫画家の協力を得て、フレイルに対する興味関心を喚起していくためのマンガコンテンツも展開しています。

コラーゲン摂取を意識した栄養改善を心がけ、フレイルを予防することで健康寿命の延伸を目指していきたいものです。

 

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伊賀瀬道也
愛媛大学大学院医学系研究科抗加齢医学(新田ゼラチン)講座教授 愛媛大学医学部附属病院抗加齢・予防医療センター長兼任
1964年、愛媛県生まれ。2006年、抗加齢センター(現・抗加齢・予防医療センター)を開設後、4,000人を超える患者に指導を続ける抗加齢医学研究のトップランナー。著書に『国立大学教授・医師が考案自身の肥満体形を克服した『1分ゆるジャンプ・ダイエット』、『100歳まで生きるための習慣100選』など。

 

フレイルFREEProject特設サイト
フレイルFREEProject 公式Instagram(@frailfree_project)

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