足の不調の改善には、足指で踏ん張る力が必要です!/足指力を鍛える(8)

pixta_3391993_S.jpg浮き指や偏平足(へんぺいそく)、外反母趾(ぼし)、痛みなど、足の不調の原因は、実は足指の力が鍛えられていないことにあります。進行すると、頭痛や腰痛、肩こりなど、全身にさまざまなトラブルをもたらす原因にもなり、改善のためには早めの対策が欠かせません。では、足指の力を鍛える必要があるのは、なぜでしょう? さいたま中央フットケア整体院院長で年間2000名の施術を行う足のプロ、冨澤敏夫先生にお話を伺いました。

前の記事「足の不調は多種多様。足の痛みはこうやって改善する/足指力を鍛える(7)」はこちら。

 

足を鍛えるためには足指で踏ん張る力が重要!

これまでの記事でお話してきた不安定な足首とペンギン歩きの改善には、足が本来の機能を果たせなければなりません。そのためには足を鍛える必要がありますが、不安定な足首で無理なトレーニングをすると、不調を解消する前に、足やひざ、腰などを痛めるおそれがあります。

「不安定な足首やペンギン歩きは、足が正常に発達できなかった結果ですから、まずは当たり前に動けるように足を鍛える必要があります。このとき大切なのが、足指の第一関節を意識すること。そうすることで、足指だけでなく、かかとや土踏まず、さらにはふくらはぎや太ももを含めた足全体が正しく鍛えられ、不安定な足首やペンギン歩きが改善していきます。あたかもハイヒールを履いているかのようにつま先立ちで歩く足を鍛えるためには足指で踏ん張る力が重要のも効果的です」。

足指に力を入れずに歩いていると、歩くたびにつま先が外側に少しずれます。これは、足指で踏ん張れないために重力を抑えきれず起こること。長く続くと足の歪みとなり、外反母趾のような変形を招きます。さらには、ひざや股関節、骨盤から背骨へと伝わり、不調をもたらします。「人の体は、正しく立ち、歩くために作られていますから、間違った立ち方や歩き方には順応できません。ですから、足の機能を使えていないと少しずつ疲労がたまり、ある日、痛みとなって現れます。痛みが出る部位は、それぞれの体のクセや使い方で変わってきます」。

足指の力が正しく使えると、美しい姿勢を保てるようになり、ウォーキングなどの運動も効果的に行えます。いくつになっても自分の足で歩ける体を目指しましょう。

 
取材・文/笑(寳田真由美)

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<教えてくれた人>
冨澤敏夫(とみざわ・としお)先生

さいたま中央フットケア整体院院長、柔道整復師。年間2000名の施術を行う足のプロ。著書に『《不安定足首》と《ペンギン歩き》を治せばしつこい「足の痛み」は消える!』(現代書林)。

この記事は『毎日が発見』2018年1月号に掲載の情報です。
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