体を温めて整える。「ごぼう+ごま」で好調に!/認知症予防(9)

1712p032_02.jpg認知症の予防や対策などについて考える「第7回日本認知症予防学会学術集会」が、 ことし9月、岡山市で開催されました。今回の学術集会で発表された最新の情報を基に、日常生活の中でできる、 認知症予防策をご紹介します。

前の記事「認知症予防に効く! アーユルヴェーダ5000年の知恵/認知症予防(8)」はこちら。 

 

体を温めて整える「ごぼう+ごま」の料理で好調に

アーユルヴェーダでは、土地で取れた季節の食材を食べること、すなわち民族性に合った
"食"が基本です。ここでは、寒い季節に食べたいごぼうと、通年利用したいごまを使った献立をご紹介します。

「ひと手間かかりますが、ごまをすって使うのもおすすめです。消化吸収が良くなりますよ」とは、岡山大学病院(神経内科)病院講師の菱川望先生。

●ごぼう
ごぼうは、体を温める食材だけに、これからの季節にぴったり。油で調理することで消化 を助け、薬効を取り入れやすくなります。

●ごま
ごまはアーユルヴェーダ薬として最も幅広く用いられる食材。食べるときはよくかむことを意識。白髪や抜け毛予防にも最適です。

 

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「ごぼうとごまのふりかけ」
調理時間15分 
1人分7kcal 塩分0.3g
冷蔵保存5日程度可能

材料(作りやすい分量)
ごぼう...1/2本
しょうが...小さじ1/2
白いりごま...大さじ1 
ごま油...大さじ1
A  酒...大さじ2
  みりん...大さじ1/2
  しょうゆ...大さじ1

作り方
1.ごぼうはたわしで洗って泥を落とし、粗めのみじん切りにする。しょうがはすりおろす。
2.フライパンにごま油を入れ、1のごぼうとしょうがを中火で炒める。
3. Aの合わせ調味料を加えて中火で いり煮にする。水分がとんでごぼうが柔らかくなったら、白いりごまを加え、さっと炒め合わせる。
※お好みで、ひき肉や削りがつおを 適量加えてもおいしい。
 

1日1杯の習慣で認知症予防

認知症予防には、抗酸化作用や血糖値低下作用、コレステロール低下作用のあるウコンを使ったターメリッ クミルクや、体のバランスを整える サフランミルクがおすすめ。1日1 杯を目安に飲んでみましょう。

1712p033_03.jpg(右)牛乳、水各100mlに サフランひとつまみを入れたサフランミルク。
(左)牛乳、水各100mlに ウコン小さじ1を入れたターメリックミルク。

いずれも、耐熱のコップに 入れて、電子レンジで温め るだけ(500Wで1分程度)。 好みで、黒砂糖を加えても おいしいです。

 

次の記事「アーユルヴェーダの知恵「ごま油」でうがい&マッサージ/認知症予防(10)」は近日公開。

取材・文/佐藤あゆ美 撮影/米山典子  調理・スタイリング/片野坂圭子

<教えてくれた人>
菱川 望(ひしかわ・のぞみ)先生
岡山大学病院(神経内科)病院講師。日本内科学会総合内科認定医・専門医、認知症専門医。インドの伝統医学、 アーユルヴェーダに造詣が深く、その知恵を生かした予防医療を展開。

この記事は『毎日が発見』2017年12月号に掲載の情報です。
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