冷蔵庫で2カ月保存できる、冬の根菜ピクルス。いろいろな料理に加えて楽しみませんか? 今回は、食べ方バリエーションをご紹介します。
前の記事「優しい和風味。谷島せい子さんの白いピクルス(前編)」はこちら。
「前編のおさらい」和風味の白いピクルス・作り方
鍋に水と塩を入れて沸騰させて塩湯を作り、食べやすい大きさに切ったれんこん(一節)とごぼう(中1本)をゆでてざるに上げる。大根(1/3本)と蒸し大豆(100g)はバットに入れ、残った塩湯をかけてから冷まして水けをきる。清潔な保存瓶に野菜と大豆、昆布(5㎝角)を入れ、ピクルス液(※)を注いで漬ける。すぐに食べられるが、翌日くらいからが味がなじんでおいしい。
※ピクルス液...酢1/2カップ、水3カップ、皮付きのにんにく2片、赤とうがらし2本を鍋に沸かして一煮立ちさせ、砂糖大さじ4を溶かして冷ます。
「れんこんピクルスのいかキムチ」(写真右下)
いかの刺身をコチュジャンとごま油各少々であえ、水けをきったれんこんピクルスで挟む。
「ごぼうピクルスに山椒をふって...」(写真右上)
ごぼうピクルスの水けをきり、実山椒の水煮と粉山椒を各適量ふる。
「大根ピクルスのサーモン巻き」(写真左上)
スモークサーモンを水けをきった大根ピクルスで挟む。あればディルやレモンの葉など飾る。
「蒸し大豆ピクルスのカレーミックス塩がけ」(写真左下)
水けをきった大豆ピクルスにカレーミックス塩をふる。
【カレーミックス塩】(作りやすい分量)
カレー粉小さじ1と、塩、シナモン、ごま各少々をすり混ぜる。
取材・文/飯田充代 撮影/中野博安
<教えてくれた人>
谷島せい子(たにしま・せいこ)さん
たにしま・せいこ 1947年生まれ。「スタジオMOW」主宰。航空会社の客室乗務員や主婦時代を経て料理研究家に。自宅で料理サロンを開催し、おいしい家庭料理と人生の楽しみ方を広めている。数あるレシピの中でも常備菜が人気。テレビや雑誌で活躍中。著書多数。
谷島せい子(たにしま・せいこ)さん
たにしま・せいこ 1947年生まれ。「スタジオMOW」主宰。航空会社の客室乗務員や主婦時代を経て料理研究家に。自宅で料理サロンを開催し、おいしい家庭料理と人生の楽しみ方を広めている。数あるレシピの中でも常備菜が人気。テレビや雑誌で活躍中。著書多数。