「肌がごわついている」「お化粧がすぐに割れる」などと感じていたら、それは肌が硬くなっているサインです。「年齢を重ねると代謝が衰え、肌の生まれ変わるサイクルが徐々に遅くなります。代謝が低下すると、肌の水分保持能力も下がり、肌は硬くなってしまいます。
柔軟な肌を取り戻すためには、リンパの流れを意識したマッサージを行いましょう。その後、化粧水など普段のお手入れをすれば、肌はぐんぐん若返ります」と、美容家でKohGenDoブランドディレクターの瀬戸口めぐみさん。
マッサージの前には、導入美容液や乳液を顔全体にたっぷり塗布しておきます。その後、手のひらで優しくリンパを流せば肌に柔らかさが復活し、ワントーン明るい肌が手に入ります。
体験したのは
読者モニター 増田久美子さん(63歳)
押すときは
肉球を使って
手順1~3は、手のひらの肉厚な肉球部分で行いましょう。肌を押すときは、垂直に圧をかけるのがポイントです。
乳液やクリームを!
手のすべりを良くするため、乳 液やマッサージクリームを使いましょう。手のひらにとってよく温めてから塗りましょう
1:1カ所2秒×3回
頬下から上へ押します
顔全体にたっぷりの導入美容液または乳液を塗布します。その後、フェイスライン(1)~(4)の順に、1カ所2秒ずつ、手のひらの肉球部分で垂直に押します。
2:1カ所2秒×3回
額を押します
手のひらの肉球部分で額を垂直に押します。顔の中央から外側へと、2~3回に分けて丁寧に押しましょう。広い範囲でこっていることが多いので、ほぐし残しがないようにします。
3:1カ所2秒×3回
頬全体を押します
頬下から頬上までを、手のひらの肉球部分で垂直に押します。顔中央から外側へ向かって数回に分けて押しましょう。マッサージをするときは、肌をこすらないようにしましょう。
◎ワンポイントアドバイス
マッサージ後は老廃物を流しましょう。口角からほうれい線に、人さし指と親指の側面を沿わせます。そのまま耳の下まで手をずらします。乳液やクリームを塗るとすべりがよくなります。
▼ここで体験しました
[KohGenDo麻布本店サロン]
(住所)東京都港区麻布十番3-1-6
(電話)0120-273-225
(時間)11:00~20:00
(定休日)日曜、祝日
(料金)ベーシックコース10,000円+税(60 分)他
(交通)都営地下鉄大江戸線、東京メトロ南 北線麻布十番駅1番出口より徒歩1分
取材・文=笑(寳田真由美) 撮影/木下大造 ヘアメイク/野崎裕子