『毎日食べたい中国の家ごはん 日本人もハマる!本場の味』 (りん/KADOKAWA)第3回【全5回】
中国・福建省出身の人気料理家・りんさんによる初の著書『毎日食べたい中国の家ごはん 日本人もハマる!本場の味』(KADOKAWA)。本作は、日本人がまだ知らない、けれどどこか懐かしくて温かい「本当の中国の家庭の味」が詰まった一冊です。りんさんは、お母さんが作る福建料理をはじめ、中国各地の料理を食べて育ち、さらに調理師学校で専門的に料理を学びました。そんな彼女が提案するのは、一度作れば食卓の定番になること間違いなしのレシピばかり。日本のスーパーで買える食材を使い、家庭用のコンロや身近な道具で気軽に作れるよう工夫されています。今回はそのなかから、毎日でも食べたくなる選りすぐりのレシピをご紹介します。
※本記事はりん著の書籍『毎日食べたい中国の家ごはん 日本人もハマる!本場の味』から一部抜粋・編集しました。
里芋の干しえび炒め煮
しょうがと乾燥小えびの風味がきいた、里芋の煮物です。
油で炒めてから、里芋が少しくずれて、とろっとするまで煮ると、コクも出て、なんともいえないおいしさになります。
私は、仕上げに香りのよい葉ものを混ぜてアクセントにするのが好きです。
ここではセロリの葉を使いましたが、小ねぎや香菜も合いますよ。

(C)難波雄史
材料(2~3人分)
里芋 ...... 10〜12個(正味550g)
しょうが(みじん切り) ...... 2かけ分
乾燥小えび ...... 大さじ3
サラダ油 ...... 大さじ2
塩 ...... 小さじ1/4
(A)水 ...... 250ml
(A)しょうゆ・料理酒 ...... 各大さじ1
(A)砂糖 ...... 小さじ1
(A)鶏ガラスープの素(顆粒) ...... 小さじ1/3
ごま油 ...... 少々
セロリの葉(粗みじん切り) ...... 適量
作り方
(1)里芋は大きいものは食べやすい大きさに切る。塩適量(分量外)をふって軽くもみ、ぬめりを洗い流す。Aを混ぜておく。
(2)フライパンにサラダ油を中火で熱し、しょうが、乾燥小えびを炒める。香りが立ったら里芋、塩を加えて炒める。全体に油がなじんだら、Aを加える。

(C)難波雄史
※しょうがと乾燥小えびを炒めて、油にも香りを移す。小えびはこがさないように。
(3)煮立ったらふたをして、弱めの中火で15分ほど煮る。里芋を少しくずし、時々混ぜながら、煮汁が少なくなるまでふたをして15分ほど煮る。とろりとしてきたら、ごま油とセロリの葉を加えてさっと混ぜる。

(C)難波雄史
※里芋が柔らかくなったかを確かめながら、少しくずしてとろみを引き出す。
<注意点>
・大さじ1は15ml、小さじ1は5mlです。
・しょうが1かけは約10g、にんにく1かけは約5gです。
・レシピでは、野菜を洗う、皮をむく、種を取るなどの基本的な下ごしらえは済ませてからの手順を紹介しています。
・料理酒は、米、米こうじや食塩などを原料とした料理用の醸造調味料で、塩分が入っているものです。紹興酒の代用として(または酒)と表記している酒は、清酒をあらわします。








