
『マネするだけで新しい自分に生まれ変わる キレイな人になる腸活美容』 (喜多よしか、工藤あき/KADOKAWA)第7回【全8回】
加齢とともに気になる、体の不調や肌の衰え。実は、その原因は「腸」にあるかもしれません。書籍『マネするだけで新しい自分に生まれ変わる キレイな人になる腸活美容』(KADOKAWA)の著者は、SNSで人気のモデル&美腸プランナー、喜多よしかさん。体調不良に悩み、体質改善のために始めた「腸活」でマイナス6kg、さらにはむくみ知らずの体を手に入れたという喜多さんが、誰でもマネできる簡単レシピや習慣を教えてくれます。「腸活」と聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、紹介されているのは誰でも気軽に始められる習慣ばかり。今回はこの本の中から、簡単レシピや食にまつわるお話をお届けします。
※本記事は喜多よしか(著)、工藤あき(監修)の書籍『マネするだけで新しい自分に生まれ変わる キレイな人になる腸活美容』から一部抜粋・編集しました。
買い物や料理で食材選びに迷ったらコレ
「いったい、どの食材を買えばいいのか?」なにを食べればいいのかと同じく、私が腸活を意識し始めたときにぶち当たった壁がこれです。そんなときはまず、「今、住んでいる土地の旬の食材で食べたいものをセレクトしましょう」とお伝えしています。
日本の四季の旬の食材は、身土不二(しんどふじ)といって季節の体の不調を解消する食材であることがほとんどです。夏が旬のものは水分がたっぷりだったり、冬が旬のものには体を温める作用があったり。自分が住んでいる土地の旬のものを食べるだけで腸活になるんです。
逆に、甘くておいしい南国のフルーツは「ビタミン豊富!」と積極的に食べると、体を冷やしすぎる可能性があります。情報で食べるのではなく、四季や土地に合ったものを意識することをおすすめします。そして、「まごわやさしい」は、腸が喜ぶ日本の伝統的な食材をバランスよくとる指標になります。
ま→豆類
ご→ごま
わ→わかめ(海藻)
や→野菜
さ→魚
し→しいたけ(きのこ類)
い→いも類
「サラダにひよこ豆をちょい足ししようかな」「ランチは肉より魚にしようかな」など、オプションを追加するときや選択に迷ったときに意識すると、普段の食事で無理なくとれると思います。それに加えて私が意識しているのは 「生の」野菜&果物、そして「温かいもの」です。
生の食材だからこそとれて、アンチエイジングに嬉しい酵素やビタミン・ミネラルは、旬の食材からとるようにしています。でもそれだけだと体を冷やしがちなので、温かいものもとります。温野菜や温かい汁物、白湯など、口にしてホッとするものを選んでください。私は、みそ汁を必ず1日1杯は飲んでいます。
この辺りは、意識しないとついついぬけ落ちやすいところ。海藻や豆、生野菜、果物は外食続きだと不足しがちになってしまうので、家での食事ではバランスを整えるつもりでとり入れてみましょう。








