みそ+甘酒の調味料「みそ甘酒」で、さば味噌も回鍋肉も味がキマる!

甘酒が栄養豊富で、点滴と同じ成分であるということは、最近よく知られるようになりました。甘酒は江戸時代の夏の風物詩で、町には甘酒売りの声が響いていたとか。江戸時代の人も生活の知恵から、甘酒が暑さで疲れた体への栄養補給になると知っていたのです。

そんな甘酒の魅力を、管理栄養士で食生活アドバイザーの原 知佐子さんにお聞きしました。

前の記事「「甘酒」に醤油をプラス。それだけで煮てよし、炒めてよしの万能調味料に!(4)」はこちら。

こってり味なら「みそ甘酒」でキマリ

甘酒にみそを加えると、風味豊かな調味料になります。こってりとコクがあるのに、甘すぎない味わいとなり、さっぱりと食べられます。面倒に思いがちなみそ煮も、「みそ甘酒」でおいしく作れるので、ぜひ試してみてください。酢を少し加えれば、いつもとはひと味違ったサラダのドレッシングにもなります。

【基本の作り方】
甘酒200g+みそ50g


1808p054_01.jpg甘酒200g、みそ50gを用意します。

よく混ぜる
1808p054_02.jpgよくかき混ぜます。ミキサーにかけても。どんな料理にも合う調味料に。

完成!
1808p054_03.jpg保存 冷蔵で10日、冷凍で1カ月
全量分258kcal、塩分6.6g

 

 

1808p054_04.jpgみそ煮も簡単。味付けは「みそ甘酒」だけです
「さばのみそ煮」

1人分 236kcal、塩分1.0g

【材料(2人分)】
さば...2切れ
しょうが...10g
酒...100ml
水...150ml
みそ甘酒...大さじ4

【作り方】
1 さばは食べやすく切り、軽く塩(分量外)をふって熱湯を回しかけ、霜降りにする。しょうがは薄切りにする。
2 鍋にさばとしょうが、分量の水、酒を入れて火にかける。
3 沸騰したらみそ甘酒を入れて水分がなくなるまで煮る。

 

 

1808p054_05.jpg豚肉をやわらかくする甘酒とみそで風味アップ
「回鍋肉(ホイコーロー)」

1人分 519kcal、塩分0.8g

【材料(2人分)】
豚バラブロック肉...250g
水...200ml
しょうがの皮...10g
長ねぎの青い部分...20g
キャベツ...1/4個
玉ねぎ...1/2個
ピーマン...2個
長ねぎ...3㎝
しょうが...5g
豆板醤...少々
みそ甘酒...大さじ3

【作り方】
1 豚バラ肉、分量の水、しょうがの皮、ねぎの青い部分を鍋に入れて火にかけ、豚肉に火が通るまでゆでてそのままさます。
2 豚肉は5㎜幅、ねぎとしょうがはみじん切りにする。
3 キャベツは3㎝角のざく切り、玉ねぎ、ピーマンは一口大の乱切りにして耐熱のポリ袋に入れ、口を軽く結び、600Wの電子レンジで1分加熱する。
4 ライパンにねぎ、しょうが、豚肉を入れて弱火にかけ、表面に焼き色がついたら、3 と豆板醤、みそ甘酒を入れてよく混ぜ合わせる。

 

 

1808p055_01.jpg「みそ甘酒」に薬味を加えると万能ソースに
「ゆでレタスと豆腐のサラダ」

1人分 71kcal、塩分0.4g

【材料(2人分)】
レタス...1/2個
絹ごし豆腐...1/2丁
長ねぎ...5㎝
しょうが...10g
みそ甘酒...大さじ2
酢...小さじ1

【作り方】
1 レタスは食べやすい大きさにちぎり、耐熱容器に入れてラップをし、600Wの電子レンジで40秒加熱する。
2 1 のレタスを水に放し、水けをきる。
3 皿にレタスと1㎝幅に切った豆腐を盛り付ける。
4 みそ甘酒、酢、みじん切りにしたねぎとしょうがを合わせて3 にかける。

 

 

1808p055_02.jpgしょうゆ味より深い風味のみそ味
「肉じゃが」

1人分 453kcal、塩分1.1g

【材料(2人分)】
豚切り落とし肉...200g
じゃがいも...2個
玉ねぎ...1個
にんじん...1/3本
水...500ml
みそ甘酒...大さじ5
青ねぎ...少々

【作り方】
1 じゃがいも、玉ねぎ、にんじんは乱切りにする。
2 鍋に豚肉と1 を入れて弱火で炒め、豚肉の脂が野菜にからんだら、分量の水を加える。
3 じゃがいもに火が通ったら、みそ甘酒を入れて水分がなくなるまで煮込む。
4 3 を器に盛り付け、刻んだ青ねぎを散らす。

 

撮影/原 務 スタイリスト/渡会順子 栄養計算/スタジオ食


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堀 知佐子(ほり・さちこ)さん

管理栄養士、食生活アドバイザー、日本抗加齢医学会正会員。調理師専門学校の講師を経て、ミールプロデューサーに。テレビや雑誌などでも活躍。2015年、東京・千駄ヶ谷にレストラン「ル・リール」開業。16年4月より、新渡戸文化短期大学客員教授。

この記事は『毎日が発見』2018年8月号に掲載の情報です。
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