『メンズヘルスナースがこっそり教える 教養としての射精-下着のナカのヤバい真実-』 (看護師マッキー/ライフサイエンス出版株式会社)第3回【全6回】
男性ならだれもが気にする下半身の事情。健康や性欲だけでなく、メンタルヘルスにも関係するデリケートな問題です。『メンズヘルスナースがこっそり教える 教養としての射精-下着のナカのヤバい真実-』は、1万人以上の中高年男性の性の悩みを聞いたメンズヘルスナース、看護師マッキー氏が、男性の気になる悩みに丁寧に回答した解説書。正しい知識を身に着け、あなたの中の「下半身のあたり前」を見直してみましょう。
※本記事は看護師マッキー著の書籍『メンズヘルスナースがこっそり教える 教養としての射精-下着のナカのヤバい真実-』(ライフサイエンス出版株式会社)から一部抜粋・編集しました。
※本記事は男性の性器にまつわる情報を掲載しています。ご了承の上お読みください。
Q.加齢と精液の質の変化の関係を教えてください。
加齢によって精液の質は低下していきます。ただし、健康であれば、生涯にわたって生殖機能を失うことはありません。
「45歳男性。20代の頃は見た目にも精液に勢いがあったのに、40代以降はポタッと垂れるだけ」「73歳男性。昔ドックン、今ジワー」などといった切ない声が多数寄せられています。残念ながら、私たちは20歳をピークに身体のさまざまな機能が衰えてしまいます。しかし、すべての女性が閉経を迎えるのに対し、男性は生涯にわたって生殖機能を失うことはありません。これを聞いて「生涯現役!」とうれしくなったのではないでしょうか? では、実際に男性の生殖機能がどのように衰えるのかについて見ていきましょう。