年齢を感じさせる原因の一つである、目元のくぼみ。
「目の周りがくぼんでくるのは、目の周りの筋肉が衰えてくるため。そんな目元のくぼみの改善には、眉の辺りにあるしゅう眉筋(びきん)を徹底的にほぐすことが大切です」と、美容家でKohGenDoブランドディレクターの瀬戸口めぐみさん。
自分でできる簡単な予防・改善法は、眉頭を下から上に押し上げるように行うマッサージ。「イタ気持ちいい」と感じるぐらいを目安にゆっくりと押してみましょう。朝、メイク前に行えば、顔のむくみや目の腫れも抑えることができます。
目の周りの筋肉は、年齢とともに自然とくぼんだり、たるんだりするものです。毎日できるマッサージで、ハリのある目元を維持しましょう。
体験したのは
読者モニター 里見富士子さん(69歳)
◎流すときは
親指の腹を使って
手順1でしゅう眉筋を押すときには、親指の腹を使います。眉を下から上へ押し上げるようにしましょう。
乳液やクリームを!
手のすべりを良くするため、乳 液やマッサージクリームを使いましょう。手のひらにとってよく温めてから塗りましょう
1.(10秒)
眉頭を10 秒間押します
左右の眉頭に親指の腹を当て、下から上に持ち上げるような感じで押します。「イタ気持ちいい」と感じるぐらいの強さで押しましょう。机にひじをついて行うと、ラクにできます。
2.(5秒×5回)
眉毛を中指で押し上げます
しゅう眉筋をほぐします。左右の中指を眉に押し当て、上に向かって押し上げます。眉と眉の間を伸ばす感じで行いましょう。こちらも、机にひじをついて行うと、ラクにできます。
3.(5秒×3回)
側頭筋を押して老廃物を流す
手のひらをこめかみに当て、両サイドから顔に向かって押し込むように力を加えます。側頭筋が押されることで、眼輪筋の血の巡りが良くなり、老廃物が押し流されます。
《読者からのお便り》
額の横じわが気になっています。予防、改善法がありましたら教えてください。
(71歳・Kさん)
前頭筋がこっている方が多いので、前髪の生え際から頭頂部に向けてのブラッシングをおすすめします。前頭筋のこりがひどいと、目を上に上げるときにしゅう眉筋だけで表情を作るので額にシワができやすくなります。頭皮マッサージ用のブラシを使うと、より効果を高められます。
ここで体験しました
[KohGenDo麻布本店サロン]
(住所)東京都港区麻布十番3-1-6
(電話)0120-273-225
(時間)11:00~20:00
(定休日)日曜、祝日
(料金)ベーシックコース10,000円+税(60 分)他
(交通)都営地下鉄大江戸線、東京メトロ南 北線麻布十番駅1番出口より徒歩1分
取材・文=笑(寳田真由美) 撮影/木下大造 ヘアメイク/野崎裕子