40代から「たんぱく質」と向き合えば年を重ねても健康をキープ! 医者兼芸人による「たんぱく質解説」

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『40歳を過ぎるとなぜ健康の話ばかりしてしまうのか?』 (しゅんしゅんクリニックP/ヨシモトブックス:発行)第3回【全6回】

久々に会えば「歳を取ったもんだ」と、つい健康の話をしてしまう。40歳を過ぎてから、ちらほらと健康が気になり始めた方も多いのでは? 吉本興業所属のお笑い芸人兼医師・しゅんしゅんクリニックPさんの『40歳を過ぎるとなぜ健康の話ばかりしてしまうのか?』は、そんな悩めるアラフォー世代の健康にまつわる疑問を、生活習慣や健康、外見といったテーマごとに解説しています。しゅんしゅんクリニックPさんの医療知識や体験から感じたことを通じて、日常に潜む心配事に一つずつ向き合っていきましょう。

※本記事はしゅんしゅんクリニックP著の書籍『40歳を過ぎるとなぜ健康の話ばかりしてしまうのか?』(ヨシモトブックス:発行)から一部抜粋・編集しました。


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たんぱく質が最も大切な栄養素といわれるワケ

コンビニやスーパーで、プロテイン入りのドリンクやお菓子をよく見かけます。チョコレート味やバナナ味、ヨーグルト味など様々なフレーバーがあり、どれもおいしそう。意識してスーパーを見渡すと、「乳製品コーナー」「お菓子コーナー」「お酒コーナー」「ラーメンコーナー」「カレーコーナー」「レジ横」など、右を見ても左を見ても「プロテイン」の文字が並んでいます。とにかくプロテイン推しがハンパない!

プロテイン(protein)とは日本語でたんぱく質のことですが、ギリシャ語の「最も大切、第一の」という意味のprōteîosという言葉が語源です。以前はアスリートやボディビルダー、ハードな筋トレを行う人が、身体づくりや運動後のリカバリーのために摂取するものというイメージでした。運動後に摂取すると、筋肉量が増し、消費カロリー(代謝)が増えて太りにくい身体になる仕組みです。そしてここ数年、運動不足を解消したい健康志向の人たちや美容を意識した女性たちなどに市場が拡大。テレビの健康番組や雑誌の特集など、様々なメディアでたんぱく質にまつわる情報が取り上げられるようになりました。

たんぱく質は、血や筋肉、臓器、皮膚、骨、毛など、僕たちの身体を作る重要な栄養素。そのほかにもたんぱく質は、細菌やウイルスなどが体内に侵入してきたときに異物としてそれらを体外へと排除する免疫機能や、気分を制御する〝セロトニン〟(※6)といったホルモ
ンなどの原料でもあります。

 

しゅんしゅんクリニックP
1983年7月2日生まれ。群馬県前橋市出身。吉本興業所属のお笑い芸人兼医師。アイドルグループ「吉本坂46」メンバー。2008年、群馬大学医学部医学科卒業。NSC東京校16期卒業後、2011年に漫才コンビ「フレミング」を結成して舞台を中心に活動するも2016年に解散。ピン芸人に転向後、医者あるあるの歌&ダンスネタ「ヘイヘイドクター」が注目を集めてブレイク。以降、テレビや舞台、YouTubeをはじめ、学園祭や医学系学会にも多数出演するなど、幅広い活動を行っている。史上最高齢で神保町よしもと漫才劇場の所属芸人となったおばあちゃんとの漫才ユニット「医者とおばあちゃん」としても活動中。


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※本記事はしゅんしゅんクリニックP著の書籍『40歳を過ぎるとなぜ健康の話ばかりしてしまうのか?』(ヨシモトブックス:発行)から一部抜粋・編集しました。
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