挫折よりも怖い! 糖質制限による栄養失調/稼げる男は食事が9割(35)

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食事を変えると、集中力が上がりミスが減る。残業が無くなる。疲れにくくなり眠くならない。ストレスが無くなる。体が締まりカッコよくなる。そして仕事が楽しくなる!
体のマネジメントには、仕事と同じように「成功法則」があるのです。
書籍「稼げる男は食事が9割」で、正しい食事の知識を学んでいきましょう。

前の記事「世の中は糖質でできた食品に満ち溢れている」はこちら

糖質マネジメントの注意点

糖質マネジメントには注意点があります。

今までの食生活で糖質をたっぷりと摂っていたのに、無理に摂らなくなると、「ごはんを腹いっぱい食べたい」「ケーキを食べたい」という欲求が強くなってしまうのです。糖尿病の患者さんが、医師から甘いお菓子を食べることを禁止されると、夢の中にまでお菓子が出てくるといいます。はじめからストイックに糖質を減らしていこうとすればするほど、その反動で糖質の多い食品を食べてしまい挫折するケースが多いのです。

挫折よりも危険なのが、栄養失調の状態に陥ることです。糖質制限などでもよくあることですが、糖質マネジメントでは、ただ糖質を制限だけすればいいわけではありません。糖質はエネルギー源です。いままで糖質で賄っていたエネルギー源を、特に自分の体脂肪に切り替え、運用するためには、単なる制限だけでは十分ではないのです。

多くの場合、今までの食事から、単にごはんやパンをはじめ、炭水化物を全て極端にカットだけした食事です。よくあるのは、ヘルシーなイメージのある野菜やきのこなどを多めに摂るだけなどです。カロリー制限の思考がまだついていて、糖は体に悪いという情報だけに敏感に食いつくと、必要な栄養素の摂取まで頭が回らなくなってしまうのかもしれません。

自分の体脂肪をはじめ、脂質をエネルギー源とするには、タンパク質をはじめ、その他のビタミンやミネラルも十分に必要となります。にもかかわらず、糖質以外のタンパク質や脂質を十分に摂取しないようでは、体内ではエネルギーが運用できないということで、代謝を下げて省エネモードとなってしまうのです。

野菜やきのこも栄養はありますが、全くカロリーが足りず、これでは今ある体脂肪を燃焼させる力も得られなくなるばかりか、栄養不足で体調を崩しかねません。糖質だけに敏感になるのも考えものなのです。

次の記事「「いざというときのため」に人間の身体はブドウ糖を蓄える」は近日公開こちら。

森 拓郎(もり・たくろう) 

1982年生まれ。株式会社rinato 代表取締役。
フィットネストレーナー、ピラティス指導者、整体師、美容矯正師。
中京大学体育学部卒業後、地元の自動車ディーラーで営業成績トップを獲得し、その後パーソナルトレーナーになるために上京。大手フィットネスクラブの個人売上トップを獲得し、自身のスタジオを2009年にオープン。
ファッションモデルや女優など、身体を資本とした女性などを中心に、ピラティス、整体、美容矯正など足先から顔までのボディメイクを指導。メディア出演、記事監修、指導者育成なども行う。

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『稼げる男は食事が9割』

(森 拓郎/KADOKAWA)

ベストセラー『ダイエットは運動1割、食事9割』の著者が初めてビジネスマンのために書いた「稼げる男」になるための食習慣。「食事は自分への投資」という事実を理解する事からはじめる、誰でもできる食事法とは?

この記事は書籍『稼げる男は食事が9割』からの抜粋です

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