「最近、焼肉が重くて...」は年のせいだけじゃない! 40代から始まる「消化力」の曲がり角

「最近、焼肉が重くて...」は年のせいだけじゃない! 40代から始まる「消化力」の曲がり角 pixta_135243717_S.jpg

『栄養のムダ使いを止めれば不調知らず! 40代が始め時 腸から体を変える本』 (中村 ひろき/KADOKAWA)第3回【全8回】

小学生の頃から20年以上、アレルギー性鼻炎に悩まされてきた鍼灸師の中村ひろきさん。そんな彼が大人になって辿り着いた答えは、意外にも「腸内環境」の大切さでした。食生活を根本から見直した結果、あんなに苦しかった鼻炎の症状が、驚くほど軽くなっていることに気づいたといいます。その実体験をもとに綴られた一冊が、『栄養のムダ使いを止めれば不調知らず! 40代が始め時 腸から体を変える本』(KADOKAWA)。本書では、40代からの体質改善をテーマに、「栄養学」と「心の持ち方」を組み合わせた著者独自のメソッドを解説しています。自分を慈しみながら、不調の根っこから整えていくコツが満載です。

※本記事は中村 ひろき(著)による書籍『栄養のムダ使いを止めれば不調知らず! 40代が始め時 腸から体を変える本』から一部抜粋・編集しました。

40代からは腸のケアが必須

「気づいたら、焼肉を食べに行きたいって思わなくなってたんですよ。年ですね......」

40代のクライアントさんから、こんな話をよく聞きます。実際、40歳頃を境に、体の中では消化機能の衰えがじわじわ始まっています。

例えば、たんぱく質を分解する酵素「ペプシン」の分泌量は、統計的に40代くらいから減少に転じるといわれていますし、食べたものを食道から大腸まで運ぶ動きも、年齢とともに徐々に鈍ってくるとされています。

加えて、40代といえば、仕事に家庭に子育て、時には親の介護も......と、人生で一番多忙な時期ともいえるでしょう。常に何かのタスクに追われ、対人関係のストレスも避けられないかもしれません。

実は、こうした「気づいていないストレス」こそが、胃や腸の働きをじわじわと弱らせていくと、僕は多くの方のカウンセリングを通じて感じています。「最近お肉を食べてもワクワクしない」「プロテインを飲み続けていたら、逆にお腹が張るようになった」

もしこのように思うことが増えたなと感じたら、すでに「消化力」が落ちているサインかもしれません。また、前述のように、腸が炎症を起こし、消化・吸収がスムーズに行われなくなってしまうと、栄養が吸収されないまま排出されたり、逆に未消化のたんぱく質や老廃物が体内に蓄積されたりするということが起きている可能性もあります。

40代以降の「焼肉離れ」は、決して気のせいではなく、炎症と老化というダブルパンチで腸の機能が低下しているためと考えるのが妥当です。体の声を無視せず、「なぜかお肉を避けたくなる」と感じたら、体の内側から見直してあげるタイミングと捉えてみてください。

腸が元気になれば、

 ・きちんと空腹が感じられる
 ・美味しく食事ができる
 ・食べた後に元気が出てくる
 ・スムーズな排便がある

というように、食事と消化と吸収が心地よく循環し始めます。この好循環が感じられたら、腸は若々しく、きちんと機能していると思ってよいでしょう。

 
※本記事は中村 ひろき(著)による書籍『栄養のムダ使いを止めれば不調知らず! 40代が始め時 腸から体を変える本』から一部抜粋・編集しました。
PAGE TOP