求人ページに書かれていない...パートで働きたい主婦が、本当に知りたいコトとは?

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主婦が外に働きに出ることを考えたとき、ネックになるのが育児や家事との兼ね合いです。育児や家事もそこそここなしつつ、パートをする場合は週に3回くらいの勤務が理想だとされています。

一方、子どもがいない場合や、子どもが成長し手が離れた主婦のなかには、もっと働きたいと考えている人も少なくないと言います。主婦にとってのベストな働き方とはどんなものなのか、最近のネット就活事情からリサーチしてみました。

週4回以上働ける人は意外と多い

主婦に特化した求人サイト『しゅふJOBパート』(株式会社ビースタイル)が、ネット就活(インターネットを通じて仕事を探すこと)をする主婦を対象に、希望する最適な勤務日数をアンケート調査したところ、次のような結果となりました。

最も多いのが週3回で39.9%。次いで週4回が28.5%、週5回が19.0%と続き、約半数が「週4回以上」働いてもいいと考えているということがわかりました。子どもがいない場合や、子どもの手が離れた場合など、条件が合えば多く働いてもいいと考えている人は案外多いようです。

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しゅふJOBパート「ネット就活」する主婦(※)の仕事の探し方や希望する就業条件についてのアンケート調査より


「私でも大丈夫?」求人ページで本当に知りたい情報は

さらに、求人ページに記載してほしい情報についてフリーコメントで尋ねたところ、圧倒的に多かったのが年齢についてで、27.0%にのぼりました。仕事環境が11.9%と続き、主婦が活躍できる環境かどうか、シフトなどの本当のところが知りたいという意見が多く見られました。

年齢を気にするのは、40、50代の主婦に多く見られる傾向だと言います。特に書類選考で不採用になってしまったときに、「もしかして年齢ではじかれたのでは!?」と疑心暗鬼になってしまうからです。


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しかし原則、求人に年齢条件を書いたり、年齢で選考することはできません。不採用になった理由を年齢だけと考えていては、次のステップに進むことは難しいのではないでしょうか。

専業主婦時代が長くなると、ブランクがあり、求人に応募すること自体がひさしぶりという方もいるでしょう。その場合、「社会人としてのマナーを忘れてしまった」「応募企業とうまくコミュニケーションできていなかった」といった、ビジネスパーソンとしての基本がなっていなかったことも考えられます。履歴書の書き方から見直し、新たな気持ちで求人に応募することが採用への近道となるでしょう。

企業側も、年齢で判断してしまわず、経験やスキルなど即戦力となり得るかどうかを見極めることが重要です。それができれば、より優秀な"人財"を得ることにつながるのではないではないでしょうか。

文/本山 ことま

 

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