男性の55%は「自宅で介護」を希望!? セカンドライフの選択肢

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最近では訪問介護や遠距離介護など、様々な介護の形が登場しています。選択肢が多すぎて、「一体どれを選べばいいの?」と悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。今回は介護を受ける"場所"について、どんな考え方があるのか見ていきましょう。


男性は自宅で介護を受けたがる?

株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメントは、首都圏に住む50代以上の既婚者を対象にアンケート調査を実施。介護が必要になったときに生活したい場所について、男女でどんな意識差があるのか明らかにしました。

「介護が必要になった時に最も暮らしたい場所」という質問には、男性の55%が「自宅」と回答。老人ホームなどの「高齢者向け施設」と答えた人は30%で、2倍近くの差がついています。その一方で女性の回答は「自宅」が42%、「高齢者施設向け施設」が39%とほとんど変わらない結果に。男性は女性よりも、"自宅で介護を受けたい"というこだわりが強いと言えそうです。

「結婚や家族に対する意識態度」についての調査では、自宅介護を希望した男性が妻や子どもとのつながりを大切にしていることも判明。「配偶者は自分にとって心の支えである」には87%、「子どもは生きがいである」は83%とそれぞれ最多となる票を投じていました。

自宅でセカンドライフを送るメリットは家族と一緒にいられること。とはいえ自宅介護は、介護者の負担が大きくなる点がデメリットに。実際に介護を体験した人からは、「認知症が進むと本当に別人みたいになる。元気なときを知ってるからこそ余計つらい」「仕事しながら親の面倒をみるのは難しい。自分も年齢を重ねるから、無理ができなくなる」といった声も上がっています。


老人ホームの居心地は人それぞれ!

人によって様々な理由で老人ホームへの入居を決めるようですが、実際の住み心地についてはどんな感想を抱くものなのでしょうか? 老人ホームのサービス内容に不満を抱く人からは、「入居者同士の人間関係がこじれることもあるし、ケアの内容も細かいところに手が届かない場合が多い」「施設での暮らしは決してバラ色ではないけど、家族に負担をかけるよりはマシ」といった意見が出ています。

もちろんサービス内容に満足する人も少なくありません。特別養護老人ホーム「みかんの丘」の公式サイトでは、入居者などを対象とした「満足度調査アンケート」の結果を公開。平成29年度の結果を見てみると、施設を利用してよかった点として「利用者同士で友達になれた」「食事が食べられるようになり顔色がよくなった」「利用者の特徴・性格を考え対応してくれる」と評価するコメントが上がっていました。

どんな場所で余生を送るのかは、1人だけではなかなか決められない問題。家族とよく相談して、みんなが納得できる答えを見つけられるといいですね。

文/藤江由美


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