慣れないオムツ交換に四苦八苦...57歳の妻を在宅介護して思うこと

ペンネーム:翁
性別:男
年齢:58
プロフィール:個人事業主として30年近くやってきました。妻はそんな生活を影で支えてくれました。そんな妻の在宅介護開始一週間で思うことを紹介いたします。

※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

私の妻(57歳)は2017年1月末、ママ友の新年会に出かけ、その席で右手に異常を訴えそのまま倒れ救急車で搬送。MRIで診断した結果、脳内出血であることが判明、すぐに開頭手術になりました。手術は成功したものの、右半身の不随は残ったままのため、約6カ月間のリハビリのために、リハビリ専門院に入院し、リハビリにはげんで退院しました。退院後は自宅に戻り、在宅介護を開始しました。

初日、子供らが退院を祝って集まってくれました。初日の緊張から、妻も夜はぐっすりと眠りにつきました。翌日からが、本格的な在宅介護の開始です。

不慣れな私は、リハビリ病院で教わった手順に従って、オムツ交換、着替えとやるも、なかなか上手くできません。特にオムツ交換はベットに横になっている妻の向きを右に左にと変えながら、オムツを交換するのですが、これが難しいためついつい力ずくで向きを変えてしまい、イラついた様な手つきとなってしまいます。

私がイラついては妻は余計に不安を抱えることになると心に言い聞かせ、平常心を装いました。

介護は、オムツ交換、着替え以外にも、食事の準備、洗濯、掃除と多岐にわたります。とても外で仕事ができるような状況ではありません。
そのため私は、在宅でできる仕事をインターネットで毎日探しながら日々の小金を稼いでいるのですが、そんな稼ぎでは到底生活できません。そのうち僅かな蓄えもなくなり、このままでは破綻することが目に見えています。かと言って外で働くこともこのままではできません。

そこで、私は、在宅介護をしながら生活費を稼ぐため、「デイサービス」を利用し、その時間で外勤をすることにしました。火、木、土の週3日間を予約しました。
デイサービスは、介護施設によってその内容は異なるらしいのですが、私たちがお願いしたのは、かなり融通がきく施設で、施設の方も親切で親身に対応して頂いております。
ただ、妻は57歳の若さのため、施設ではかなり若手だから居づらいと、デイサービスで過ごす時間をかなり短くしたいとお願いされています。施設の方も色々となだめてみてはくれましたが、本人の気持ちが強く、しかたなく予定の時間より早く迎えに行くこととなりました。50代は、このような施設ではかなりの若手になるため、年配の方との会話にも入れず、居づらく感じてしまうのかもしれません。

そんな中、デイサービスに通いはじめた三日目の朝に大量のお通じが発生!

当然、オムツ交換に不慣れな私は、拭き取り、洗浄に30分も40分もかかる始末。特に拭き取ったと思って、洗浄を開始すると、まだ拭き残しがあったりと、やっとの思いで終わった時には、さすがに疲労困憊状態。これが、深夜にもあると正直辛いです。本当に在宅介護の厳しさを感じました。
その後、何回か同じ状況になりましたが、最初の時に比べ、落ち着いて対応できたのが幸いでしたが。

当初の予定では、朝10時~午後4時までの約6時間のデイサービスなので、その時間何かしらのアルバイトも可能と思っていたのですが、齢50代後半ではどこも雇ってはくれません。面接では時間制約があることを理由に断られ、書類選考では年齢を理由に断れること多々です。短い時間での外勤では、生活費になるような収入になるとは思えませんが、蓄えの枯渇を、多少なりとも遅くする事ができるのではと考えています。

在宅介護を始め、一週間経ちましたが、深夜のオムツ交換での寝不足、生活費への悩みと負の要素もありますが、唯一、正の要素なのが、妻との時間が充分にある事です。

今まで、仕事に大半の時間を費やし、妻との時間が少なかったことを思えば、今はある意味、幸福なのかも知れません。
あと何年この介護が続くのかはわかりませんが、できる限りのことを妻にはしてあげられればと思っています。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。

この記事に関連する「みなさんの体験記」のキーワード

PAGE TOP