『貯金・投資を始めたいので、私に合う方法を教えてください! "自分らしさ"から見つけるお金の増やし方』 (まいやん/KADOKAWA)第6回【全7回】
年々上がる物価に悩まされ、節約して貯金を増やしたいけれど、なかなかうまくいかない方も多いのではないでしょうか。ファイナンシャルプランナーのまいやんさんも、かつてはクレジットカードの使いすぎで家計管理に苦戦していた一人でした。しかし、心機一転、20代で800万円もの貯蓄を達成。その経験をもとに書かれたのが、『貯金・投資を始めたいので、私に合う方法を教えてください! "自分らしさ"から見つけるお金の増やし方』(KADOKAWA)です。この本では、まいやんさんが実践し成功した家計管理のコツや、無理なく続けられるお金の増やし方を具体的に紹介しています。今回はその中から、すぐに実践できる家計管理のヒントをいくつかご紹介します。
※本記事はまいやん著の書籍『貯金・投資を始めたいので、私に合う方法を教えてください! "自分らしさ"から見つけるお金の増やし方』から一部抜粋・編集しました。
支出を評価する「家計簿ルーティン」
私は、家計簿をつける一番のメリットは、自分のお金の使い方について振り返られることだと思っています。レシートから出費を書き起こす時に、自分にとってプラスになった出費には○をつけて、これは失敗だったという出費には×をつけます。どちらともいえない場合は△です。×がついた支出については、どうしたら×を減らせるかを考えていきます。
受講生にもこのルーティンをやってもらっていますが、外食に×をつける人が多いです。外食して満足できなかったとか、外食しなくてもいい日になんとなく行ってしまったとか。計画して外食に行く分にはいいのですが、ただ面倒くさくて行った外食は×になることが多いようです。
スーパーで買ったはいいけど、結局使い切れずに腐らせてしまった食料は×です。たった100円の野菜でも腐らせてしまったら、100円をごみ箱に捨てているのと同じことですから。このように後になって×になることもあるので、2週間ごと、または1カ月分をまとめて振り返ることをおすすめします。