『「食費節約」「ポイ活」「ほったらかし投資」をコツコツ同時進行! 一生お金に困らない みるみる"お得"が増える暮らしのコツ』 (くぅちゃん/扶桑社)第1回【全11回】
「苦しい節約より、必要な支払いでお得を積み重ねる方が、暮らしが豊かになります」と話すのは、40代主婦のくぅちゃんさん。浪費家で貯金ゼロだった彼女ですが、育児休業中に将来のお金に不安を感じたことから節約をはじめ、ついに6年間で1000万円貯めることに成功しました。そうしてたどりついた前向きな節約の極意を公開しているムックが『「食費節約」「ポイ活」「ほったらかし投資」をコツコツ同時進行! 一生お金に困らない みるみる"お得"が増える暮らしのコツ』(扶桑社)です。今回はこの本の中から、むやみに削るのではない食費の節約の仕方をご紹介します。
※本記事はくぅちゃん 著のムック「『食費節約』『ポイ活』『ほったらかし投資』をコツコツ同時進行! 一生お金に困らない みるみる"お得"が増える暮らしのコツ」から一部抜粋・編集しました。
マンネリ上等! 定番おかずをグルグル回せば勝手に食費は減る
おいしく食べきることがお得な食費のキホン
今日の夕飯の献立を考えるのだって大変なのに、1週間分をまとめて考えるなんて、絶対ムリ!って思いますよね。
1から考えると大変ですが、月曜は魚、火曜は揚げ物、水曜は肉の炒め物・煮物......と
曜日ごとにメインおかずのジャンルを決めるだけでも、グ〜ンとラクになります。メインはわが家の定番おかずをグルグル回せばOK。使い慣れた食材とつくり慣れたおかずならラ
クだし、献立に必要なものしか買わないからムダが出ません。食材を食べきって、フード
ロスをゼロにするのがいちばんのお得。さらに毎回ほぼ同じものを買うので、食費が自然
と安定して赤字知らずです。
食費でお得のポイント
1.食材は週末リセット
食材は、週末にまとめ買い。その前日までに食材を食べきり、冷蔵室をスカスカにします。これを習慣化することでフードロスを防止。食材をムダにしないことが最初にやるべきお得です。
2.夕飯の献立は「先決め」
まとめ買いの前に「家にあるもの」を使いきることを優先しながら1週間分の夕飯の献立を決めます。買いたすものを「買い物リスト」にして、余計なものは買いません。
3.買い物のルーティン化
メインおかずになる肉と魚、野菜、朝食用のウインナーとハム、乳製品、大豆食品など、毎週、ほぼ決まったものしか買いません。買う物をルーティン化すると、自然と食費が安定します。
4.つくりおきおかずは早めに食べきる
ニンジンのナムル、ゆでブロッコリー、ゆでホウレンソウなど、つくりおきおかずは簡単につくれるものに限定。賞味期限は2~3日に設定(とくに夏は短めにする)。週の前半に登場させて味が落ちる前に食べきります。
5.ストックは少なめ
日もちする乾物や調味料でも「安かったから」という理由で、むやみに買いだめしません。置き場所をとるし、賞味期限ぎれが気になるからです。