「投資は早い者勝ち!」の理由【貯金が苦手な著者だからこそ分かった】

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2000万円貯めるための「攻め」と「守り」のお金の図鑑 (ねこみち/KADOKAWA)第1回【全5回】

貯金が苦手だったという自身の経験をもとに、楽しく、無理なく、お金を貯めるコツを伝えるねこみち氏発の著書『2000万円貯めるための「攻め」と「守り」のお金の図鑑』(KADOKAWA)。 「お金の知識ゼロの人が困ること」や「なんとなく難しそうなお金の言葉や概念」を徹底的に噛み砕いて、わかりやすく説明しています。 物価高なのに賃金は上がらない、銀行に預けていてもほとんど利息はつかない。そんな時代だからこそお金を貯めたいなら、努力や我慢ではなく「近道を知る」ことが大切です。 上手に「近道」を活用して、お金の不安を減らす一歩を踏み出しましょう。

※本記事はねこみち著の書籍『2000万円貯めるための「攻め」と「守り」のお金の図鑑』から一部抜粋・編集しました。

「投資」って何?「投資家」って誰?

投資の目的はズバリ、お金を増やすこと

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会社員と投資家の二刀流でいこう!

会社の儲けは「会社に残る」「社員に給料で配られる」「株主に配当で配られる」の3つに分けられています。でも、皆さんも感じているように、たとえ会社が儲かっても、そこで働く会社員の給料は上がっていません。

ところが決算で会社が儲かったことがわかると、株主は「配当を出せー!」と言います。
株主は社員よりも立場が強い存在(会社の所有者の一人)なので、会社は社員よりも優先して株主にお金を配っていて、その伸び率は6年連続増加の年12%となっています。

つまり、世の中のお金は会社員ではなく、投資家に流れるような仕組みになっているのです。何を隠そう、このような社会を「資本主義」といいます。
今や誰でも簡単に投資家になれる時代なので、これからは会社員と投資家の二刀流でお金を効率的に増やしていきましょう。

投資は早い者勝ち!

早く始めるほどお金は増える
若い世代は、お金がなくても、これからお金を増やす時間がたっぷりあります。積立方式で投資をすれば、ジタバタしなくてもお金がお金を生んで(これが「複利の力」!)増えていきます。今がいちばん若いので、始めるなら「今日からです!」。

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ただし、資産運用は自己責任で
「経済成長率」という言葉を聞いたことがありますね。2000~2019年の統計(国際通貨基金)ですが、世界経済成長率の平均は3.8%です。では、投資をした場合の増え具合は3.8%よりも高くなると思いますか? 低くなると思いますか? 残念ながら誰にもわかりません。増えるかどうかすらわかりません。投資の責任は自分にある、というわけです。とはいえ、ある投資信託のリターンは3年で20.37%(「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」2023年4月7日時点)。世界経済成長率をはるかにしのぎます。上の図は年利4%で増えるという仮定ですが、実際は......経済学者でもわかりません。

・掲載内容は記載がない限り、2023年5月25日のデータをもとに編集しています。記載された情報に関しては万全を期しておりますが、内容を保証するものではありません。サービスなどの最新情報については、各企業のサイトなどでご確認ください。

・ 資産運用には一定のリスクが伴います。売買によって生まれた利益・損失について、執筆者、出版社ならびに記事配信媒体社は一切責任を負いません。資産運用は必ず、ご自身の責任と判断のもとで行うようにお願いいたします。

 
※本記事はねこみち著の書籍『2000万円貯めるための「攻め」と「守り」のお金の図鑑』から一部抜粋・編集しました。

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