【新NISA】初心者におすすめなのは投資信託。その仕組みとメリットをメガバンク出身YouTuberが解説

投資信託のもう1つの特徴は、運用機関が破綻しても、投資家の資産はちゃんと守られることです。これは、投資信託には販売会社、運用会社、信託銀行という3つの金融機関が関わっているためです。

販売会社は投資信託を売る銀行や証券会社などで、運用会社は投資信託を作って実際に運用する会社、信託銀行は投資信託の中身である株式などを管理する会社です。

仮に販売会社や運用会社が破綻しても、投資信託を管理しているのは信託銀行なので問題はありません。さらに、信託銀行は投資家から集めたお金を、自社の財産とは区別して管理しています。

これを分別管理といいますが、おかげで信託銀行が破綻した時でも、私たち投資家の資産は保全されます。ただし、運用する機関が破綻しても資産は保全されることと、投資信託を運用した際に損失が発生することは別の問題なので、その点は注意しましょう。

これらの点を考慮すると、投資信託は万が一の時まで考えて、私たちのお金がちゃんと守られる良い仕組みになっていますね。これらのメリットからも、新NISAにおいて投資信託は、非常に魅力的な商品だと言えます。

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・本書の記載内容は、2024年3月時点の情報に基づいています。
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※本記事は小林亮平著の書籍『イラストと図解で丸わかり!世界一やさしい新NISAの始め方』から一部抜粋・編集しました。
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