自分が絶対と信じ切っている夫。飛び込み営業に説教を始めハラハラ

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:ごじょう
性別:女
年齢:63
プロフィール:脱サラ後、自宅で仕事をしてきた夫を手伝いながら、頑固な性格に困惑しハラハラしながらの毎日。

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子供たちも自立し、夫婦二人になった我が家。
夫は40歳を過ぎた20年ほど前に脱サラをして独立。試行錯誤の中で事業を立ち上げ、現在はパソコンを使っての事業を自宅でするようになりました。私も否応なくその手伝いをする羽目になり、以来、二人三脚で歩んできました。

夫は、自分自身の力で道を切り拓いてきたという自信からなのか、それとも加齢によるものなのか、自分の言っていること、やっていることが絶対に正しいという頑固さに拍車がかかってきたように思います。

夫は人間嫌いというわけではありませんが、人との付き合い方は苦手なほう。それゆえに会社の中で組織的な動きをするのは性分に合わなかったのでしょう。会社を辞めてからは、精神的な圧迫から解放されたようで、自分の思うように、やりたいように生きてきたわけです。そして、そういう生き方こそ絶対、という妙な自信を持ってしまったようです。

このように自分の長所を活かし、伸ばすことで仕事ができればそれに越したことはありませんが、時としてそれが常軌を逸してしまい、困惑する事態になることもあります。

我が家には、仕事のほかに様々な形でのセールスの電話や来訪者があります。「〇〇さんのお宅ですか? お宅に不要になった貴金属類はないでしょうか? 今ご近所をまわってお尋ねしているところです」、「お宅の屋根の状態を無料で検査しています」、「この度、近所の工事をすることになったのでご挨拶にまわっています」、「子育てのお悩みはありませんか?」、「この度お宅の電話料金が安くなるプランができましたのでご案内します」などなど。このような電話や来訪者に対しては、普段は私が対応し、無用と思えるものにはやんわりとお断りしているのですが、夫が対応するとそうはいきません。

「君は一体誰と話してるのかね?」、「もし電話料金が安くなるのなら、わざわざ面倒なことをして連絡してこなくても内部で勝手に安くしてくれればいいだろ?」、「忙しいときにいきなり電話(訪問)してくるなんて失礼じゃないか!」、「何の目的で電話(訪問)してきたんだ!」、「そんなことを言ってくると消費者庁に告発するぞ!」などなど、そばで聞いていてもハラハラしてしまうエスカレートぶりです。

相手も仕事のため、飛びこみセールスも必要なことなのだからやっているのに、頭ごなしに否定したり非難するのも相手に対して失礼なのじゃないのかしら?と夫に話すものの、理解してもらえるどころか、反対に「お前が話をきくような態度を見せるから付け込まれるのだ」と叱られる始末。

わが娘も社会人になり、初めて与えられた仕事が飛び込みセールスだったことを思えば、訪ねてくる人が皆悪徳セールスとも思えません。一気にアツくなり沸点に達する夫のこの性分に困惑する日々です。

今は、セールスの電話や来訪者に夫が対応することのないように、と気にしながら過ごす毎日です。

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健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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