みなさんこんにちは!ワフウフです。
認知症になった母・あーちゃんの介護を姉・なーにゃんとふたりでしています。
認知症になった母に精神的・経済的なDVをする父・たんたんから逃れて、母は2019年4月に有料老人ホームへ入居しました。
【前回】コロナ禍の老人ホームでクラスターが発生。隔離生活突入で認知症の母の様子が...
2023年9月、新型コロナウィルスのパンデミックもやや落ち着いたかと思われる頃になって、コロナに罹患してしまった母。
老人ホーム内でのクラスターが起きてしまい、ケアも十分とはいえない状態が続いていました。
10日間の隔離期間、ずっと同じ服を着たままの母を着替えさせようと苦労しましたが、本当に心配だったのはオムツです。
施設ではクラスターが起きて手が回らず、入浴もストップしていると聞きました。
洋服も替えられない母が、オムツはちゃんと替えることが出来ているのだろうか。
不衛生だし、尿路感染症などを起こしても困ります。
そんな心配の中、ある日見守りカメラで母の様子を見てみると...、なんと、下半身丸出しで寝ている母が映っていました。

驚いてすぐ母に電話をし、なんとか新しい紙パンツを穿かせることは出来たのですが、紙パンツを穿いてからベッドに置いてあったズボンをはこうと手に取った母が、

と、言いました。
恐らく紙パンツから漏れ出すほどのお漏らしをして(あるいはずっと紙パンツを穿き替えていなかったのかも)ズボンを汚してしまい、着替えようとズボンとパンツを脱いだものの、そこで力尽きて寝てしまったのではないでしょうか。
不思議がる母を傷つけないように

と言い、新しいズボンに替えさせようとしましたが、なぜか

と言いながら汚れたズボンをキチンとたたみ直して枕元に置き直してしまう母。
仕方がなくもう一度

と声をかけても、 やはり

と、同じことを繰り返す母。

延々とこの会話を繰り返して、なんとか汚れたズボンは洗濯カゴに入れてくれましたが、母は動作の途中で言われたことを忘れてしまい、自分が何をしているのかがわからなくなってしまうことが本当に増えました。
歳をとって動作が遅くなったせいや、面倒くさがって動きたがらないせいもあると思いますが...。
コロナに罹患して隔離生活をしている間に、認知能力が一気に落ちてしまった気がしました。
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。





