みなさんこんにちは!ワフウフです。
認知症になった母・あーちゃんの介護を姉・なーにゃんとふたりでしています。
認知症になった母を精神的・経済的なDVで苦しめる父から逃れて、母は2019年4月に介護付有料老人ホームに入居しました。
【前回】認知症で理解力が落ちてきた母。大好物だった果物の名前を思い出せず...
以前、認知症の進行した母が、大好きな果物の名前が分からなくなっていたことがありました。
そのこと自体はとてもショックでしたが、たとえ名前は言えなくても少なくとも「果物」だということは理解していると思っていました。
しかし、ある日のことです。
認知症になってからあまり身なりにかまわなくなった母が、通院の前に洗面所に向かったので、口紅を塗るのかなと思い見ていました。
すると、母は、おもむろに歯磨き粉のチューブを手に取り、歯磨き粉を唇に塗り出したのです。
驚いて、何をしているのか聞くと、
普通の顔で唇に歯磨き粉を塗りたくり続ける母。
姉は動揺を表に出さないようにしながら、あーちゃんの手から歯磨き粉を取り、別の乾燥用のクリームを渡しましたが、
母は何が間違っていたのか全く分かっていない様子でした。
物の名前が分からなくてもそれが何であるのかはまだ理解しているのだと思っていましたが、もはや何に使うものなのかすらあやふやなことが分かりました。
歯磨き粉が歯磨きに使うものだと分からなくなり、他の用途に使おうとするなんて。
とりあえず、乾燥用のクリームに 「カサカサした時、唇や指に塗る」と書いたシールを貼っておきましたが...。
書いてあげればそれは読めるんだけど、読めるからといって理解しているかというとそれはまた違うのですよね。
誤食、誤飲が心配になりました。
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