みなさんこんにちは！ワフウフです。
認知症になった母・あーちゃんの介護を姉・なーにゃんとふたりでしています。
認知症になった母に精神的・経済的なDVをする父・たんたんから逃れて、母は2019年4月に有料老人ホームへ入居しました。
【前回】認知症が進行し以前とは別人のようになってしまった母だけど...ふと垣間見える本来の姿
新型コロナウィルスのパンデミックが起きたのは2019年の年末〜です。
2020年の途中からは母のいる老人ホームでも面会・外出制限が始まりました。
そんな中でも母は外部の病院へ通院していましたが、幸い感染することはありませんでした。
しかし、そんな制限がだいぶ緩められてきていた2023年9月、ついに母がコロナウィルスに感染してしまいました。
母のいる老人ホームでクラスターが起きてしまったのです。
幸い、母は陽性でありながら何の症状も出ませんでした。
ですが、クラスター中は食事は全員部屋食、入浴は中止となっていたようで、老人ホームでは入居者一人一人のケアにまで手が回らなかったのか、いつ見守りカメラで母の様子を見ても、隔離期間の10日間母はずっと同じ服を着ていて寝てばかりでした。
見かねてカメラで母の様子を見ながら、電話で着替えをさせようと試みました。
しかし着替えるために電話をおいて、ブラウスを脱いだのは良いのですが、なぜ脱いだのかを忘れてまた着てしまいます。
ワフウフは電話越しに 「あーちゃん！違う違う！」と呼びかけても、横に置いた携帯電話の存在を忘れてしまった母の耳にワフウフの声は届きません。
仕方がないので一旦電話を切って掛け直し、着替えを促してもまた同じことの繰り返しです。
ワフウフとの電話を忘れ、なぜ自分が服を脱いだのかを忘れ、また脱いだ服を着直してしまうだけ。
糖尿病という持病を持ちながらコロナに感染したのに、幸いにも重症化はしなかった母ですが、隔離期間に日常生活のケアや人との交流が殆どなく、またいつもにも増して寝てばかりだったせいか(熱などはなかったのですが怠かったようです)、
今まで出来ていたことが一気に出来なくなってしまいました。
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。
