みなさんこんにちは!ワフウフです。
認知症になった母・あーちゃんの介護を姉・なーにゃんとふたりでしています。
認知症になった母を精神的・経済的なDVで苦しめる父から逃れて、母は2019年4月に介護付有料老人ホームに入居しました。
【前回】認知症になってもDV父への「恨み」は忘れない母。父の手術連絡を聞いて放った言葉は
母が認知症と診断されてから6年過ぎた頃の話です。
母と会話をしていてだいぶ理解力が落ちているなと感じることが多くなりました。
ただ、話の内容を理解できていたとしても、数秒で忘れてしまうためそれも仕方がないことだと受けとめていたのですが...。
ある日、通院の時、「お腹が空いた」と騒ぐ母を宥めるために、
と声をかけました。
しかし、母はよく分からなそうな顔をしています。
そこで
と、ヒントを言っても、更にはスマホで母の大好きな柿の画像を見せても
母はそれが何の果物なのかがわかりません。
そこで試しに色々な果物の画像を見せてみたのですが、桃を見せたら、
さくらんぼを見せたら、
と、果物の名前を全く答えられませんでした。
母は理解力が落ちているだけではなく、母の中から色々な言葉が欠けてきていたのですね。
大好きだった果物ですら殆ど名前がわからなくなってしまっていたことに気づき、ビックリしました。
会話の中に出て来る単語自体が何なのか分からないのなら、会話を理解するのが難しいのは当然ですよね。
それでも、診察の後、母は姉が持って来てくれた柿をちゃんと「果物」と認識して「美味しい美味しい」と食べていたので、まあ良しとします...。
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