入浴中に突然...腰に激痛が走った日。痛み止めの注射も「想像を超える激痛」だった<前編>

「1日の締めくくりで入浴していた私(61歳)。すると突然、腰にカミナリに打たれたような激痛が走ったのです。別に重たいものを持ち運びしていたわけでもないのになぜ!?」

入浴中に突然...腰に激痛が走った日。痛み止めの注射も「想像を超える激痛」だった<前編> pixta_49557295_M.jpg

■これがぎっくり腰なのか!? 入浴中に突然やってきた激痛

2009年の話です。

私の1日の締めくくりは風呂です。

秋も深まった頃、その日ものんびりと湯に浸かってその日を終えるはずでした。

「さて、今日も1日頑張りましたっと」

浴槽にしばらく浸かって体を温めてから、いつものように洗い場で体を洗いました。

体を洗い終えて、ゆったり湯に浸かろうと思い、立ち上がろうとした瞬間でした。

「それ」が私の腰から脳天へと突き抜けました。

「痛っ! 痛たた...何だ、これっ?」

腰の右側に激痛が走り、老人のように腰を曲げた状態から体を起こすことができません。

とにかく風呂から出なければと、足を動かそうとした瞬間、また激痛が走りました。

まさに身動きできない状態です。

「これが噂に聞くぎっくり腰か? でも、重い物を持ったわけでもないのに...」

声を出しただけでも響くほどの痛みで、なんとか妻(当時45歳)を呼び、助けを求めました。

「どうしたのよ? 全然動けないの?」

「動こうとすると電気が走ったみたいに痛むんだよ...」

「どうする? 救急車?」

心配する妻は最終手段を口にしましたが、なにせ全裸...恥ずかしくて他人を呼ぶのは気が引けます。

そこで、自家用車で病院まで運んでもらうことにました。

曲がったままの腰にタオルを掛け、背中を貫く激痛にうめきながら、なんとか車のバックシートに転がりました。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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