こんにちは山田あしゅらです。
義両親の在宅介護の様子を嫁の目線で綴ったブログ『13番さんのあな―介護家庭の日常―(現・13番さんのつぼ)』。
ここに書いてきた13年間の記録をもとに今の気持ちを織り交ぜつつ、改めて当時のことを振り返ってみようと思います。
【前回】自分で食べることが難しくなってきた義母。この頃が「最後の幸せな時」だったのかも
さて、いよいよショートステイ利用日が近づいてまいりました。
数日前から送り出しの準備を始めます。
他の利用者の物と間違えないよう持ち物全てに記名をすることはもちろん、利用する施設では4日分朝昼晩専用の袋に処方薬の仕分けをしなくてはならない決まりになっており
結構骨の折れる作業です。
それでも準備を整えて、後は当日を待つばかり...と思いきや、やっぱり事件は起こります。
義父が自宅の廊下で転倒してしまったのです。
幸い軽く尻餅をついた程度だったため
湿布を貼ったくらいで大事には至らず。
一夜明けても
痛がる素振りさえ見せなかったのでホッと一安心。
この日はデイサービスがあったのですが
何事もなく出かけて行きました。
ところが家を出てから1時間もしないうち
と、デイサービスから電話がかかってきたじゃありませんか。
「お尻が痛い」と訴える義父にスタッフが困って電話をかけてきたようです。
私の予想ではありますが
だんだん近づいてきたショートステイにだんだん不安が募って来た義父。
担当者会議でかっこよく
なぁんて言った手前、私には「行きたくない」と言えないし...
デイのスタッフに「お尻が痛い」と言えばもしかしたらチャラっと行かずに済むかも...
ただ、そんな義父の淡い期待はヨメには届かず
予定通り計画実行させていただきます!!
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