実家の母の体調不良。義両親の介護で手一杯の私は...介護の仕方を考え直した出来事/山田あしゅら

こんにちは山田あしゅらです。

義両親の在宅介護の様子を嫁の目線で綴ったブログ『13番さんのあな―介護家庭の日常―(現・13番さんのつぼ)』。

ここに書いてきた13年間の記録をもとに今の気持ちを織り交ぜつつ、改めて当時のことを振り返ってみようと思います。

【前回】さすがベテラン訪問看護師さん! 義父の「シモの悩み」を見事に解決 

訪問看護師イノウエさんの登場により

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義父の排泄問題も明るい兆しが見えてきました。

...とはいえ何もかもがすぐに解決!というわけにはいかないのが介護の難しいところ。

あと数分したらイノウエさん到着なのに間に合わず

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トイレが大惨事なんてこともありましたし、課題だったデイサービスのバスタブ入浴の進展もスンナリ解決とはまいりません。

ここは長期戦のつもりでちょっとずつ進めていくしかないのかな?と思います。

ただ、のんきに構えていられない問題がもうひとつ浮上してきました。

実は義父の訪問看護導入とほぼ時を同じくして実家の母が体調を崩してしまったのです。

6年前に父が亡くなり、以降一人暮らしを続けていましたが、もうじき80歳を迎える母。

ムスメが義両親の介護に追われているのを見て自分は何としてでも面倒をかけちゃいけないと頑張りすぎたのがアダとなったのでしょう。

とうとう救急搬送される事態となってしまったのです。

この時

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たまたま家に夫・としお氏がいて、私はタイミングよく母の元に駆けつけることが出来ました。

その後母の病状が早々に回復したのも幸いでしたが、また同じようなことが起きる恐れは十分にあります。

義両親を在宅介護している身。

身軽に動くことが難しい場合もあるでしょう。

次男二郎の結婚式の際に義両親2人をショートステイに預けたのはかれこれ3年前のことでした。

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お陰で結婚式を滞りなく済ませることが出来たのはありがたかったのですが

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帰って来てからの義父の強い拒否と、何より

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義母の『落ち方』の激しさを目の当たりにして、以降ショート利用を躊躇し続けていたのです。

しかし今回、母の急病に慌ててからは

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すっかり考えを改めました。

ショートステイを利用したことのある人はご存知かも知れませんが「利用したい!」と思ってもすぐに使えるものではありません。

よっぽど緊急性の高い場合は別ですが、人気のあるサービスだけに2~3週間待ちもザラなので必要と思ったらなるべく早く手続きをしておかなくてはならないのです。

また、円滑に利用するにあたっては、双方の理解や連絡信頼も重要となります。

前回利用した施設は結婚式の時だけだから...と性急に決めてしまったせいか、どうも義父母に合わなかった様子。

ケアマネさんとも相談して

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今回はちょっぴり慎重に。

別のショートステイを選びました。

それが決まればすぐに利用開始ですかって? いえいえ、その前に サービス担当者会議が待っています。

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今回は義父義母両者ともが関係する会議なのでメンバーも約2人分。

各事業所の担当者6名+私、義父、義母の合計9名が集まり、義父と義母のベッドが置かれた居間はこれまで以上にギッチギチとなりました。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。
 

山田あしゅら

60代主婦。3人の息子は巣立ち、孫が2人いるおばあちゃん。 義父・太郎を平成31年4月(享年90歳)、義母・はな子を令和2年11月(享年95歳)をそれぞれ見送り、現在は夫と二人暮らしをしている。13年間にわたり義父母の介護の奮闘を綴ったAmebaブログ 「13番さんのあなー介護家庭の日常(現・13番さんのつぼ)」をもとに 平成29年7月『毒舌嫁の在宅介護は今日も事件です!』を出版。

※毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

山田あしゅらさんのブログ:13番さんのつぼ

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