訪問診療・訪問看護の先生と初面談。話し相手を渇望していた義父のおしゃべりが止まらない/山田あしゅら

こんにちは山田あしゅらです。

義両親の在宅介護の様子を嫁の目線で綴ったブログ『13番さんのあな―介護家庭の日常―(現・13番さんのつぼ)』。

ここに書いてきた13年間の記録をもとに今の気持ちを織り交ぜつつ、改めて当時のことを振り返ってみようと思います。

【前回】訪問看護を受けるにはデイサービス利用日数を減らさねば...困っていたところにありがたい提案が 

訪問看護師さんの口添えにより義父の訪問診療・訪問看護の導入は順調に進められていきました。

準備を整え向かったのは、訪問診療を受け持ってくださることになった「タムラ在宅診療所」。

ここは訪問診療だけでなく外来診療も行っており、外来の合間に時間を割いてくださったようです。

一緒にケアマネジャーも付き添ってくれました。

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院長のタムラ先生は優しく気さくな印象でとても話しやすいお医者さんでした。

この日携えた

○健康保険証

○身体障がい者手帳

○後期高齢者福祉医療費受給者証

○介護保険証

○おくすり手帳

などを確認しながら義父の病気や人となりなどをお話しします。

義父のかかりつけ医から「診療情報提供書」が届く手筈にはなっていますが、口頭での説明も必要なので

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対面時にはおくすり手帳と一緒に病歴などを簡単にまとめておくとよいと思いました。

この日義父はデイサービスの利用日だったため同席せず。(わざとじゃないですよ 笑)

なので義父とタムラ先生の初対面は数日後。

自宅での訪問診療第1回目、ぶっつけ本番となったわけですが...。

事前に

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通院から訪問診療に切り替えることは一応義父には伝え、軽~く了解はえていたものの、果たしてどこまで理解しているのやら?

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土壇場になって気持ちがコロッと変わることも多い義父のこと。

内心ドキドキの初対面でありました。

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しかしさすが様々な高齢者を相手にされているタムラ先生です。

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難しい義父との会話も実にツボを得ており、最初からいい雰囲気で診察が始まりました。

一方、調子が出てきた義父のおしゃべりは(言語不明瞭ではあるけど)診察そっちのけ。

とどまるところを知りません。

次第に話は自身の病歴、通院歴へと続きます。

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そんな義父にタムラ先生は苦笑いしながらもゆっくり耳を傾けてくれます。

外出もままならなくなって家族以外の人間と話すことも少なくなった義父は話し相手を渇望していたのかも知れません。

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偶然、義父がリスペクトする担当医が研修医の時の指導教授だったと言うタムラ先生。

...世間は狭いわねぇ。

そんなこんなで話は盛り上がり、義父ゴキゲンなまま、訪問診療第1回目は終了。

それから月1~2回の訪問診療を義父は心待ちにするようになりました。

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訪問看護も無事進められそう。

めでたしめでたしでございます。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。
 

山田あしゅら

60代主婦。3人の息子は巣立ち、孫が2人いるおばあちゃん。 義父・太郎を平成31年4月(享年90歳)、義母・はな子を令和2年11月(享年95歳)をそれぞれ見送り、現在は夫と二人暮らしをしている。13年間にわたり義父母の介護の奮闘を綴ったAmebaブログ 「13番さんのあなー介護家庭の日常(現・13番さんのつぼ)」をもとに 平成29年7月『毒舌嫁の在宅介護は今日も事件です!』を出版。

※毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

山田あしゅらさんのブログ:13番さんのつぼ

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