こんにちは山田あしゅらです。
義両親の在宅介護の様子を嫁の目線で綴ったブログ『13番さんのあな―介護家庭の日常―(現・13番さんのつぼ)』。
ここに書いてきた13年間の記録をもとに今の気持ちを織り交ぜつつ、改めて当時のことを振り返ってみようと思います。
【前回】デイサービスの入浴中に義父が粗相...。便秘を解消して排便リズムを整えるには
思うに任せない義父の排便コントロール。
万策尽きたところ、訪問看護師さんの摘便で義母の便秘が改善したのを見て、もしかしたら義父にも有効では?と思ったのですが...。
訪問看護を受けるためにはデイサービスの利用日数を減らさなくてはならないことが分かり二の足を踏んでいたのです。
しかし、食べれば出るは自然の摂理。
デイサービスでの粗相も
家での失敗も根本的な解決は望めません。
そこで義母の訪問看護師さんが提案をしてくれたのは『医療保険で訪問看護を利用してはどうか?』ということでした。
義父は10年近く前に国の指定難病(特定疾病)『脊髄小脳変性症』の診断が下り、以降医療費の助成も受けていました。
介護保険の適用を受けている場合、本来ならすべての介護サービスは介護保険で賄われることになりますが、条件が合えば、訪問看護を医療保険適用で行うことが出来るかも知れないというのです。
ただ、介護保険制度も医療保険制度も複雑怪奇(笑)
義父が適用条件にかなうかどうか訪問看護師さんも即答は出来ません。
後日、医療保険利用可能と連絡があり無事デイサービスの利用を削ることなく訪問看護導入と相成った次第です。
訪問看護師さんから更に訪問看護利用と同時に訪問診療を始めてはどうか?
という提案をもらいました。
訪問看護側も医師との連携が取りやすいという利点があるようですがこちらとしても最近では義父母双方、車いすの移動となり
通院も骨の折れることが増えてきました。
お医者さんの方から家に来てもらえるならこれほどありがたい話はありません。
通院がデイサービス以外唯一のお出かけと、半ば生きがいになっている義父のことはちょっぴり気になりましたが
潮時を得たかのような一気呵成の大改革。
これは乗らずにおらりょうか。
早速、ケアマネジャーに連絡した後
無事、在宅診療医も決まりトントンと話は進んでいきました。
かかりつけ医(内科、整形外科、心療内科の3件)から『診療情報提供書』をいただくなど
準備は万端。
残すは義父への説明でございます。
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