アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?
■青春よもう一度! 平日午前のボーリング場はシニアの社交場
私(65歳)たちが若い時代、ボーリングが流行りました。
同じ年代の方なら、プロボーラーの中山律子さんのお名前をご存じの方も多いことでしょう。
昭和の若者はポロシャツやボーリングシャツを着て、友人と連れ立ってボーリング場に通っていました。
私も流行に乗って、ボーリングに夢中になったクチです。
ブームが去ってボーリング場から足が遠のいて数十年、つい最近、夫(66歳)に誘われてボーリングを再開しました。
これが楽しいのです!
月に1回か2回、平日の午前中に2ゲームぐらい楽しんでいます。
ほどよい疲労感がありますし、足にも腰にもそれほど負担を感じることもなく、シニアにもちょうどいい運動です。
■実は私たち世代がターゲット?健康ボーリング教室
私は、ボーリングは家族連れや学生さんが楽しむものだと思っていたのですが、平日の昼間に行ってみてびっくり!
同世代の仲間たちがたくさんボーリング場に来ていました。
私たちのようなエンジョイ組から、マイボールやマイシューズを持参する本格派の方まで、さまざまな仲間がいました。
同世代の気安さで、ついつい話しかけてしまいます。
「格好いいですね。ずっとボーリングをご趣味にされていたんですか?」
「いいえ、去年くらいからハマっちゃって。これも最近揃えたんです」
「へえー!」
見てみると、名前入りのマイボールの指の部分には、プラスチックのカバーがかけられていました。
備え付けのボールと違って、指の位置を自分好みにしたり、たくさん投げても指が痛くならないように調整したりできるそうです。
夫は羨ましそうにボールを見つめていて...そのうち「マイボールがほしい」と言い出しそうな雰囲気です。
壁に貼ってあるポスターを見れば、どうやらボーリング場もシニアをターゲットにしているようで、「健康ボウリング教室」なるものが定期的に開催されています。
夫と何度か参加してみましたが、なかなか楽しいです。
参加費はお手頃に設定されているうえ、私たちのようなカムバック組に丁寧に指導してくれるのです。
指導してもらうと、きちんとピンにボールが当たるようになります。
それに「上手でしたよ!」などと褒めてくれるので、俄然やる気が出てきます。
これも戦略なのかもしれませんね。
待ち時間の間に同世代とのおしゃべりができるのも楽しいものです。
ペットの話や病院の話など、初めて会った人と話すのもいい刺激になりますね。
ボーリング場にはもう一つ、楽しみがあります。
それは、隣の焼肉ファミリーレストランでランチを食べること。
軽く運動した後なので、食事がとっても美味しく感じるのです。
運動をしても、カロリーとしてはかなりオーバーしてしまいそうなのが玉に瑕ですが、ボーリングはしばらく続けてみたいと思っています。
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