医師に「介護申請」をすすめられた母。「まだそんな歳ではない!」と激怒してしまい...【みなさんの体験記】

「50代の女性です。先日、82歳の母が担当医から介護申請をしたほうがいいと言われました。ですが、母はそれに激怒してしまい...」

アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?

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■医師から介護申請をすすめられて激怒した母

私(57歳)の母(82歳)は目まい持ちで、立っていてもふらつくことがあります。

また、5年ほど前に背骨を圧迫骨折してからは、立って歩くことがおぼつかない状態になってしまいました。

母は毎月整形外科へ通っているのですが、先日担当医から「もっとしっかりした杖を使ったほうが良いですよ。介護申請はしましたか?」と言われたと、怒りながら帰ってきました。

「ヨロヨロしているけれど、まだ1人で生活はできる。介護を受けるほどではない」

母はそう怒り、私も確かに年齢は高いけれどまだ介護を受けるほどではないと思ったので、インターネットで調べてみることにしました。

すると、私も知らなかったのですが、先生の言う介護申請とは、生活に必要な器具や人手にかかる費用を補助してもらうためのものでした。

介護申請といってもいろいろあり、医師は「介護を受けなさい」ではなく「申請すれば、いい杖を使える援助をしてくれますよ」と言いたかったのでしょう。

それなのに母は「介護施設に入るべき、ヘルパーさんに身の回りの世話をしてもらいなさい」と言われたと思い込んでしまったのです。

誤解を解こうと説明したのですが、母は分かってくれませんでした。

そこで自治体にあるケアプラザへ行ってケアマネージャーさんにお会いし、改めて説明してもらったのですが、まだ母は内容がのみこめず、「私はまだ介護してもらうような年齢じゃないのよ」の一点張り。

しかし、ケアマネージャーさんが諦めずに、丁寧に時間をかけて言葉細かに説明してくれてようやく納得、杖をレンタルするために介護申請をすることになりました。

■「私は介護されるほど弱ってない」と繰り返す母

これで母も分かってくれたと思いきや、実はあまり理解できていなかったようです。

母は、介護申請のために自宅にきてくれた担当のケアマネージャーさんに「介護を受けるほど弱り切っていないんですよ」と再度宣言。

そして、介護用品のカタログからお目当ての杖を選ぶときもひと悶着ありました。

「購入するんだったら申請の必要はないけど、レンタルするなら申請が必要です。いま、申請用紙に記入をしたから1カ月ほどで認定がおります。介護保険を使って1割負担なので、レンタルの場合は100円になります」

ケアマネージャーさんがそう説明すると、母は「レンタルじゃなく購入したほうが良いわよね」と言い出しました。

先日のケアプラザでは、レンタル代を補助してもらうために介護申請をすると納得したはずなのに、忘れちゃったのでしょうか?

その様子を見たケアマネージャーさんは、まるで小さい子どもに説明するように何度も繰り返し説明してくれていました。

再度、母は分かってくれたようだったため安心していたのですが...最近では母と会話のキャッチボールができないことが増えてきました。

もしかしたら認知症になったのかもしれないと、新たな危機感を抱いています。

母は家の中でも何かに摑まっていないと歩けませんし、まともに立っていることすらできない状態です。

少しでも長生きしてほしいので、介護用具だけでなく、必要になれば介護サービスも受けてもらいたいと思っています。

そのため、私が介護保険を勉強して母にかみ砕いて説明できるようにならなくては!

そして、もしも認知症であれば、ゆっくり進んでくれますようにと切に願っています。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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