「人の体質はさまざまです。常識的に考えたら絶対に悪い習慣でも、ハマる人にとっては体に良いことも? 10年間に渡って私(47歳・女性)が実行していた、一見すると不健康そうな生活習慣を紹介します」
アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?
■頭が働かず、体もフラフラ...「もしかして、低血糖のせい?」
2012年頃から、私は体の不調に悩まされてきました。
頭が働かないことも多く、しんどい日々を送っていました。
勝手な予想ですが、日中に育児で失ったエネルギーが多すぎて、通常の食事回数だけでは体調が悪くなってしまうようでした。
これが低血糖の症状であることは、自分でも薄々気づいていました。
健康診断から見て取れる数値は、慢性的に血糖値が低いことを示していたのです。
しかし、健康診断先の医師からは「血糖値が低いぶんには問題ない。むしろ優秀」という説明を受けることが多くありました。
その説明に対して、どうも納得できなかった私。
あまりに体調が悪いので別の病院を受診すると、やはり私は慢性的に低血糖であることがわかりました。
その病院では「血糖値が低い状態が長期間続いたり、何度も低血糖の発作を起こしたりしていると、脳が収縮してしまうこともある。つまり脳にも影響が出る」と説明を受けました。
そのことを知った日から10年間、一般的にはとても不健康そうな生活を送ることで改善することができました。
■まるでデブ活! 寝る直前の食事が日課...!
その習慣とは、なんと寝る直前に食べることです。
睡眠中にお腹が空いて低血糖状態にならないように、寝る直前におにぎりやカップラーメンを食べるようにしました。
日中も、空腹を感じていなくても、時間があれば食事をするようにしました。
特に夜中のラーメンに幸せを感じる日々。
太るのが心配でしたが、幸いにも、私の活動量やもともとの代謝が良かったのか、体重の増加はありませんでした。
むしろ、代謝が良すぎたために血糖値が下がっていた可能性もあるようです。
このように日々の生活の中でお腹が空いている時間帯を減らすことで、私の慢性的な低血糖は改善していきました。
「寝る前は食事を控える」という一般的な生活習慣だと、私は寝ている間にも血糖値が下がってしまっていたのです。
あえて寝る直前に食事をすることで、睡眠の質が良くなったり、朝のフラフラ感がなくなったりして、日中の脳や体の活動もスムーズになるなど、私にはとっては良い効果ばかりでした。
この生活習慣は当時の私の体質にたまたま合っていたのだと思います。
体質や持病の有無によっては、私のような生活習慣は逆効果になる場合があるので、ご注意ください!
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