「高齢の方が多い地域に住んで16年になります。私(46歳・女性)は地域のボランティア等もやり、みなさんとはよい関係を築いてきたと思っていました。しかし、我が家の隣の高齢の女性から非常にショックなことを言われてしまい...」
アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?
■高齢者の多い地域で、地域の方と良好な関係を築いたはずだけど...
私は46歳主婦、夫は44歳で、16年前にこの地域に引っ越して家を建てました。
現在は子ども3人を含めた5人で生活しています。
田舎のためか、高齢の方の1人暮らしが多く、両隣も向かいのお宅も高齢者の1人暮らしです。
私は車で買い物に行くときには皆さんに声をかけたり、公民館で行われる高齢者向けの健康講座の受付のお手伝いをしたりして、積極的に地域の皆さんと交流を図ってきました。
しかし、お隣の70代の女性Nさんは、あまり外に出ることがなく近所付き合いがありません。
少し前まではNさんのお父さんが一緒に暮らしていたのですが、数年前に亡くなったため、Nさんは独身で1人暮らしです。
■夫の職場に手作り弁当を持って訪ねてくるようになったNさん
ある日、Nさんの家の前に夫と全く同じ車が停まっていました。
夫は車高の低いスポーツタイプの車に乗っており、高齢女性の乗るタイプの車ではないと思っていたので少し驚きましたが、Nさんも車がお好きなのかな、という程度に思っていました。
ところが、その頃からNさんが夫の勤め先に「母親です」と言って、差し入れや手作りのお弁当を持って来るようになりました。
ご好意なのかな、と思っていましたが、夫のお弁当は毎朝私が作っています。
夫も母親と偽って届けられる手作り弁当は食べる気にならないようで、こっそりと廃棄していました。
でも、お隣さんということもあり、強くお断りすることができずにいました。
何度か差し入れをいただいた後、私が日中にNさん宅へお礼に伺いました。
お礼の気持ちが半分、もう半分はNさんの目的がまったく分からなかったので、直接お話してみたいと思ったからです。
お礼をした上で、弁当は毎日持参していること、お気持ちはありがたくいただきます、夫の母もまだ存命で、今後はNさんが夫の母親として会社に来ることはお断りさせていただきたいと伝えました。
するとNさんは急に怒りだし、「ここの地域の人たちはあなたのことが大嫌いだ」と言い始めたのです。
「ご主人はとてもいい人だけれど、あなたはダメだ」と言われました。
突然の言葉にショックを受けて帰宅しました。
私は地域のボランティア活動に参加しており、ご近所さんたちとは少なからず交流を持っていますが、それでも引っ越してこの地域に来た私のことは受け入れがたいのかな、と思いました。
でも、後から入ってきたのは夫も同じなのに...。
しばらく考えて、もしかしてNさんは30歳も年齢が離れている夫を気に入ってしまった!? と思ってしまいました。
そう思うと不快極まりなく、いまはNさんの顔を思い浮かべるだけで嫌な気分になります。
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