「飲む人と飲まない人が同じ金額はおかしい!」ワガママ言われたい放題の同窓会幹事は辛いよ/かづ

アメブロで「~こんな事を言っちゃあなんですが!~」を運営しているかづと申します。

私がこれまでに経験した同窓会にまつわるお話です。

【前回】「旦那さんは何してる人?」根掘り葉掘りの同窓会。挙句、「本当に結婚してる?」と疑われ...

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同窓会の幹事と言えば、高校の同窓会の幹事を長年やっていた。

そもそもその高校の同窓会は年に一度学園祭当日に学校の会議室の一角で開かれていて、基本「卒業生ならだれでもOK」とは言うものの、ほぼ出席するのはその年の卒業生のみ。

そんな会が開かれているなんて知らない子がほとんど。

なので、最初は気心知れた友人たち4~5人で会っていたのだが、徐々に増え、これまたそれを小耳に入れた数人から「私も誘って」とさらに増え、「他の科なんだけど来たいっていう子がいる」とかなんとかでさらに増えていく。

いや、直接その子を知りませんけど?

「大丈夫! その子はかづちゃんを知ってるから!」

委員やってたり学園祭で舞台立ってたりしてたんで、顔が色んな所に売れていたのは幸か不幸か。

結局、乗り掛かった舟的に「この学年で同窓会を開こうか!」って事になった。

まず連絡が大変だった。

本来なら卒業時に「各クラスの委員長が同窓会の幹事」と決めていたのに、その委員長自体がそんな記憶はとっくに抜けていた。

委員長だった子に電話をしたら、「かづ♪幹事ご苦労様!」と言われたんで、「幹事はあんたや! 卒業の時決めたやろ(笑)」と言ったら「え...? そ、そやった?」だった。

女子高だったので結婚して実家を離れている者も多い上に、実家からして引っ越している者も多いので同窓会名簿の電話番号にかけても本人までなかなかつながらない。

今も昔も色んな詐欺があるもんで、「同窓会のお知らせなんですが、○○さんの連絡先を...」と言っても信じてもらえない。

ましてや同じクラスになったわけでもなく、他の科ならば余計に相手からしたら「あんた誰?」ってところだ。

それでも色んな友達にも手伝ってもらい、一通り連絡を済ませた。

場所は私鉄もJRも繋がっている母校近くのお店で、時間はお昼の12時~14時で子連れOK、メニューはしゃぶしゃぶ食べ放題に飲み放題付きの2800円。

35年以上前なので当時の相場からしても激安。

当日は70人くらいの出席者で、お席は自由にお好きなところへ。

終始楽しくワイワイとやってお開きになった。

あぁ、楽しかったねぇ。良かったねぇ。

で、それで終わると思っていたが、そうは問屋が卸さない。

同窓会後に色んな人から電話が入る。

もちろん「楽しかった! 呼んでもらって嬉しかった!」や「次も絶対に誘って!」との声のほうが多かったのだが、内容にあきれ返ることも多々だった。

「会費2800円が高い。飲む人も飲まない人も同じ金額はおかしい。飲み放題は無しにして、飲む人だけ別料金にすればよかったのに」

席を自由に移動しての同窓会で、誰がなにをどれだけ飲んだかなんてどうやって記録するのか。

そしてそれを個別に会計する手間がどれほどかご存じ?

「子どもが無料はおかしい! それなら独身や子どもを連れて行っていないのは損!」

おかしいって思うなら、その時に言おうね。

最初の案内で子連れOKなのに子ども料金を設定してないんだから、子ども無料は書かなくてもわかってたよね?

「○○先生や◇◇先生や△△先生が来てなかった。普通恩師を呼んでるもんでしょ?」

そもそもその先生たちに、私は受け持ってもらったことが無い。

他の科の先生であっても部活でお世話になったりするんだが、私とは全く接点の無かった先生だ。

来てほしければ各自で呼んでください。

「席が自由はいいけど、周りが既婚者と子連ればかりで、旦那と子どもの話をされて迷惑だった。独身席と既婚者席とを作って分けてくれたらよかったのに」

席が自由だったんですから、自由なところに行かれたらよかったんじゃないでしょうかね?

逆に「懐かしい友達の近況やお子さんを見れてよかった!」っていう方もたくさんいらっしゃいましたが?

「次に開く時は、夜の8時くらいからスナックやバーを借り切ってやってよ。子どもは連れて来んようにして」

子連れNGで夜のスナック借り切った同窓会なら、そもそも私が行けませんが?

「今回のお店もよかったけど、次は京都とか滋賀とか旅行を兼ねて開いたらどう?」

行きたい方同士で楽しんでいただければと思いますが?

私は旅行会社のプランナーではないんですよ。

「ちょっと遠かったわー! 次はうちの近所あたりのお店にしてよー!」

あなたの近所の店にするには、私が片道2時間半かけなきゃあかんのですけど?

子連れで電車とバスに乗って下見に行けと? (当時、車の免許を持ってなかった)

気は確かか? って(笑) 冗談ではなく、こういうことを本気で言ってくる神経を疑う。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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かづ

​ブログ「~こんな事を言っちゃあなんですが!~」の管理人で、Ameba公式トップブロガー。 基本専業主婦の50代。子育てが終り、夫と2ニャンと暮している結婚38年目です。 一人っ子の夫と結婚し、舅姑の理想の嫁でなかった私の結婚生活においての戦いを思い出しながら書いています。

※毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

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