<この体験記を書いた人>
ペンネーム:kame
性別:女
年齢:51
プロィール:WEBライター。51歳で2人の孫のおばあちゃんです。家族は大変、でもとっても面白いです。
わが家の家族は、英語とカタカナがニガテ族。なので、毎日の会話が面白いような、ちょっと困った感じになってしまいます。
筆頭は夫。「ね~、今日の映画録画しとく?」と聞いてくるので、「誰が出てるの~?」と聞き返す私。夫の答えは「デニーロップ」。「だれだよそれ、ジョニーだろ」と心の中で突っ込む私。でも、いちいち直すのが面倒なので笑顔で「OK、撮っといて~」とお返事します。
その後、録画した「デニーロップ」出演のファンタジー映画を見ながら夫はこうつぶやくのです。「ポリーハッターも見たいね♪」。やっぱり面倒なのでスルーして「うん見ようね」と映画に没頭する私です。
そんな夫はシステムエンジニア。「あんた、それで仕事大丈夫なのかい?」と心の中で悪態をついてしまいます。
そしてある日の娘。「私のワイワーイが調子悪くてネットに繋がらない」と、とても不機嫌な様子です。しかし、調子が悪いのはワイワーイではなくきっとスマホのWi-Fi(ワイファイ)のことだと思うのです。
その後、ワイワーイはどうも違うらしいと気づいた娘は、シレッと何もなかったように、ワイワーイ改めウィヒィーと呼ぶようになりました。
もうちょっとであなたのウィヒィーとやらはWi-Fi(ワイファイ)まで到達できそうです。頑張れ!と、遠くから願うことしかできない私です。
そんな次女は外資系の会社で働いています。世の中はそれで大丈夫なのか?と心配になる私です。
そして私。日常で使う英語程度なら普通に読めますし、カタカナ語も家族に比べれば堪能な方だと思います。そんな私に似たのかな? 上の孫は今のところは大丈夫。良かった。
ですが、下の孫は頭角を現しています。大好きなはずのカブトムシもクワガタもどうしても名前を覚えられない。
そして、ココアはポココと呼び、そしてなぜか、お友達の名前を上下逆に呼ぶのです、「今日リョウマ・サカモト君がね......」のような感じに。
それはそれで某人気俳優さんみたいでカッコ良いのですが、やっぱりお友達の名前は普通に呼んだ方がいいかなと思っているのです。
でもまだ5歳ちょっと手前の孫。言葉が苦手なだけかもしれないと儚い期待を寄せる私なのです。
きっと、わが家の会話はずっとこんなままなのでしょう。ちょっと心配だけれど楽しい毎日です。
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