<この体験記を書いた人>
ペンネーム:gaspal
性別:女性
年齢:43
プロフィール:私(43歳)、夫(53歳)、小学6年生の息子の3人暮らし。
私は週に数回、障害者施設でボランティア活動をしていて、利用者の方と一緒にお菓子作ったり、その値段付けなどを手伝ったりしています。
利用者はそれぞれ、やれること、やれないことに違いがあります。
私や職員さんとまったく話さない方や、どうしても5分以上座っているのが難しい方などさまざまですが、小規模事業所でアットホームな雰囲気が好きです。
ボランティアを始めたのは2019年で、コロナ禍の1年ほど前からです。
それ以前から、この施設では年に数回の大規模なバザーを行っていました。
私も小学6年生の息子が保育園のときから、自宅の不要品をこのバザーへ提供したり、必要なものを購入したりしていました。
コロナ禍になってからはボランティアもバザーも中止となっていましたが、2023年の春、ついに再開されることになりました。
私もボランティアとして参加。
バザー用品として、近所の方が持ち込んだものや、郵送で届いたものなどを施設の職員さんと一緒に、汚れ、傷などをチェックして値段をつけていきます。
ところが、困ったことが起こっています。
夜間、事業所の前に古本(整理されておらず、切り取りが多数あるもの)やどう見ても使い古した布団、汚れた空の衣装ケースなどが置かれるようになったのです。
とてもバザーに出品できるものではありません。
バザーは大々的に宣伝しているわけではなく、近所の口コミと協力店や有志の方の家への張り紙でお知らせしている程度です。
「もしかしたら、近所の人がゴミ捨て場代わりにしているのでは?」
施設長(60代後半男性)をはじめ、職員たちも困惑し、疑心暗鬼になっています。
置かれたものは場所をとりますし、事業所ではお菓子作りなどで食品を扱うので、衛生面からも汚れやホコリだらけのものの処分はとても厄介です。
結局、置かれたものは事業ゴミとして処分したり、粗大ごみに出したりと、費用も手間もかかります。
防犯カメラを設置したのですが、カメラの死角となる場所に使用済みのヒビや欠けがある食器が大量に置かれる始末...。
犯人が誰かも、同一犯であるかも分からない状態です。
この悩ましい状況はいつまで続くのかと本当に困っています。
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