「幼稚園で謝恩会委員をしたときの話です。一緒に委員の仕事をすることになったのは、10歳年下のTさん。アンケートの収集、写真集作り、プログラムの収集など仕事は多くても、Tさんがいい人そうで安心していたのですが、彼女が原因でトラブルが...さらに、思わぬ裏切りに遭うことになるのです」
親や夫、子ども、友人に職場の同僚、ご近所さん...。アラフィフ女性を中心に、みなさんから寄せられた人間関係の「モヤモヤ」「スカッと」「泣ける」実体験エピソードを、過去の人気記事をもとにして漫画で再構成しました。この時、あなたならどうしますか?
もっと早く相談してくれればよかったと思うのですが、後の祭りです。
Tさんがメッセージカードの回収どころか、保護者の方々へメッセージカード作成の連絡さえしていないことを知ったのは、1月の終わりでした。
さらに親子で仲間外れになってしまっているという噂を聞き、同情してしまった私は前向きな気持ちでクラス全員分の担当を引き受けました。
そこからはもう大忙しです。
コロナもあって幼稚園行事はあまり行われておらず、クラスメイト同士の横のつながりがない中、各家庭にお願いをして急いでカードを作成して提出してもらいました。
なんとか作成を終えることができた頃、なんだか忙しそうに幼稚園の職員室にいるTさんを何度か見かけました。
あれ? 幼稚園に来てる? 来れるようになったのかな...と思ったのですが、ニコニコしながら大声で先生たちと談笑するTさんを何度も見かけ、ちょっとモヤモヤ...。
私は必死でTさんの分の仕事をこなしていたのに、私に感謝の言葉さえありません。
元気に幼稚園に来れるようになったなら、一言欲しかったなぁと思いながら迎えた謝恩会の日。
ある日、先生たちから謝恩会の準備のお礼を言われて「とんでもないです!」と言ってるTさんを見ました。
「え? 何もしてないよね? そのメッセージカード集、私が作ったんだよね⁉ 謝恩会の会場を押さえたのも準備したのもほぼ私1人だよね⁉」
そう思いましたが、もはや何も言う気にもならず...。
この歳になって若いママ友にしてやられたような気がしてモヤモヤした出来事でした。
漫画:にーや/原案:「毎日が発見ネット」みなさんの体験記
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