母親の顔が不機嫌になり...子どもを病院へ連れていく大変さ、親になってようやく分かりました

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:うさぎ
性別:女性
年齢:51
プロフィール:パート主婦です。この半年の間、冠婚葬祭と学校関係の出費が続いています。キツイなあ。

母親の顔が不機嫌になり...子どもを病院へ連れていく大変さ、親になってようやく分かりました 17.jpg

1999年の秋頃のことです。

私が小児科で働いている頃(当時28歳)、医療事務としてもまだ新人だったときの話です。

その病院は非常に人気があって、いつも混み合っていました。

この病院に女の子(3歳くらい)とお母さん(30代くらい)がよく来るようになりました。

その女の子はなんというか、癒される雰囲気があって、とてもかわいらしく、ついつい声を掛けたくなってしまう感じでした。

いま思うと定期的に来院していたので、何かしらの病気だったのかもしれません。

その頃の私は子どもはいなかったので、夕方に小児科に子どもを連れて来ることの大変さに全く気が付いていませんでした。

医療事務の同僚も独身者が多く、まるで学生のようなノリで「あー○○ちゃんだー」という感じでした。

女の子も小児科に来るにつれて私たちに慣れてきて、待ち時間の間にお話することも増えました。

そんなある日、いつものように「○○ちゃん!」と声を掛けたら「はーい」と答えてくれた女の子。

私たちもうれしくなり「キャー」と言っていたら、そのお母さんが「うちの子、なんか変ですか⁉」とにらみつけてきました。

明らかに怒っているのが伝わってきて、とっさに「すみません!」と謝ってしまった私たち。

こちらとしては悪気は全くなく、好意で話しかけたつもりですが、お母さんには私たちの態度がどこか面白がっているように見えたのかもしれません。

きっと、それまで我慢していたのでしょう。

事務のみんなでかなり反省しました。

その後、しばらくして夫(30歳)の転勤で、その小児科を辞めることになりました。

何年かして転勤から戻り、私にも子どもが産まれました。

風邪をよくひく子どもで気管支が弱く、調子が悪そうなら小児科へ行くことが多かったです。

でも、仕事をしていると病院に連れていくだけで精一杯ですし、別の病気をもらうかもしれないと神経がピリピリしていました。

待ち時間も長く、薬を飲ませるのも一苦労。

自分が子どもを持って、初めてあのお母さんの気持ちが分かったような気がしました。

あのときのことを反省して、できるだけ患者さんの気持ちに寄り添えるように努力したいと思います。

人気記事:「あんたのお母さんはイジメてもイジメても出て行かへんな?」終わらない姑の嫁いびり《かづ》
人気記事:《漫画》「命を削ってでも孫の面倒を見る!」弟の妻が亡くなり80歳両親が「子育て」に奮闘!?<前編>
人気記事:《漫画》「マスクちょうだい」と厚かましい友だちが毎日娘につきまとう! え、親も共犯!?<前編>

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。
 

この記事に関連する「みなさんの体験記」のキーワード

PAGE TOP