<この体験記を書いた人>
ペンネーム:ころん
性別:女性
年齢:53
プロフィール:1人で部屋にいるのが至福。コロナ禍の自粛期間もノーダメージでした。
2022年から2023年にかけて私の周りで起きた話です。
改めて振り返ると、とてもくだらなくて子どもじみた話なのですが、ネットいじめはメンタルにダメージを負うことを知ってほしいです。
学校で起きたネット上でのいじめのニュースをよく耳にしますが、まさか私が50代でいじめの対象になるとは思いませんでした。
きっかけとなったのは、某SNS内で承認欲求の塊のようなすさまじい女性に出会ったからです。
私のSNS歴は10年以上で、慎重に慎重を重ねて使っていました。
炎上しそう、絡まれそうという危険を感じたらすぐ回避しつつ、防御する方法も身につけていたので、それまで嫌な目に遭ったことはありませんでした。
同じ趣味の人と楽しく情報交換しているだけです。
今回の事件のきっかけは、私がある有名人に対して「あの言い方はおかしいのでは?」と思い発言したこと。
他にも私と同意見の人が多数いて、某SNSにその人への批判を書くメンバーが固定されはじめ、いわゆる「アンチ」のコミュニティができあがりました。
そのコミュニティ内に、よくトラブルを起こす女性がいました。
異常にプライドが高く、チヤホヤしてもらうのがうれしいようで、無条件に言う事を聞く男性メンバー2、3人といつも会話していました。
そして、気に食わない女性メンバーに言いがかりをつけては、そのSNSを辞めさせたり、発言させないようにしていました。
中には「開示請求してやる!」という脅迫で、実名で謝罪文をそのSNSに書かせることもあり、ターゲットになった人は精神を病んでしまいました。
ネット上で自由に発言していい場所で、なぜそこまで相手を攻撃できるのか理解に苦しみます。
その後、私も彼女に目をつけられて「ムカつく女」と認定され、全方位から攻撃が始まりました。
周りの人は関わると自分も巻き込まれるから助けてくれません。
「あぁ...中高生でこうなったら自殺を考えるのも当たり前だな...」と思いながら、彼女からはひたすら「謝れ」という謝罪要求が続きました。
具体的にどんな謝罪を求められていたかというと「人が多い時間帯にみんなの前で謝れ」です。
これが嫌になるくらい繰り返され、ログインしていると嫌がらせやデマを流されて...。
結局、耐え続けるという「持久戦」で、彼女からの攻撃は終わりました。
ただ、心への負担は相当なもので、私は普段あまり泣かないタイプなのですが、涙が止まらなくなってしまったことが何度かありました。
それからしばらくして落ち着きを取り戻し、この女性について調べた結果、相手は関西地方に住む私よりも高齢な女性ということが分かりました。
住んでいる場所も交わることはないし、気に入らなければ関わらないだけでいいはずなのに、なぜあんなに粘着されたのか...もう二度と経験したくありません。
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