<この体験記を書いた人>
ペンネーム:くわりん
性別:女
年齢:49
プロフィール:海外旅行が好きな独身OL。
大人になって、本当の親戚付き合いがわかりました。まだ子供だった頃、「優しいおじさん」と思っていた人が、実は我が家や親戚中と仲が悪かったのです。
昔、両親は笑ってその叔父と話をしていました。私にはそのように見えていたのですが、実は笑顔で叔父の話を聞くことによって、彼が様々なことに騒ぎ立てないようにしていただけのようです。
私が大人になってから、この叔父に関する様々なエピソードを教えてもらいました。
例えば20年前にあった、いとこの結婚式のこと。
最初は御祝い事なので和気あいあいと親戚同士誰を呼ぶか、といった話を雑談程度でしていたそうなのですが、その時に叔父が「呼んだら」と言った人を呼ばなかったということで、「気に入らない」と叔父本人まで欠席することに...。
ですが、結婚するいとこ本人としては、結婚式なので義理をたてて相談はしたものの、まさか出席者リストにまで口を出すとは思っていなかったとのこと。いとこは叔父が勧めた親戚を招待しなかったのですが、相談した以上イヤイヤながらもこの叔父は結婚式に招待。なのに、おじさんからは欠席の通知が届いたそうなのです。
20年前の話ですが、それからこの叔父といとこは、全く行き来はなくなったそうです。
そして、ここからが我が家の話。
そんないとこを見ていたので、我が家でも弟が結婚するとき、叔父に義理立てせず、弟や両親が招待したい人だけを呼ぶことにしたそうです。ですが、このやり方も気に入らなかったのか、叔父は相談されなかったことをいまだに根をもっているそう。親戚が集まったときに両親に嫌味を言っています。
叔父が仕切る慶事であれば、私も含め親戚の誰も文句は言えませんが、この叔父に関しては、あくまでも外野の立場で話をややこしくしてくる為、本当にやっかいです。友人達に聞くと、親戚にだいたい一人や二人はこのような人がいるのですが、私の叔父はその中でも超がつくほどやっかい者。親戚である以上この先も付き合いはありますが、さわらぬ神に祟りなしで、最低限の付き合いをしていきたいと思っています。
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