<この体験記を書いた人>
ペンネーム:さんた
性別:女性
年齢:46
プロフィール:子育て中の主婦です。
私は46歳、2歳年下の夫と3人の子どもたちと5人で暮らしています。
70代半ばの義父と60代半ばの義母はとても元気です。
この冬、義両親と私たち家族でスキー旅行に行きました。
義父、夫、うちの娘と息子はスキーが大好きで、1泊2日の旅行も朝から晩までスキー場で過ごしました。
義父は見た目はすっかりおじいさんですが、元気いっぱいでスキーが得意です。
お昼に1時間ほどの休憩を取るだけで、朝からリフトが止まる夕方の4時まで、ほぼノンストップで滑っていました。
義母はスキーをしないので、私と義母と末っ子の3人は休憩所でずっと時間をつぶしていました。
義実家に行ったときは、義母とゆっくり話すような機会はいままで数回しかありませんでした。
義姉が病気がちですので、義母は義姉夫婦の子育ての手伝いや家事をこなしていて、いつも大忙しです。
私は同居しているわけでもないので、なんの役にも立たない嫁ですが、いつも笑顔で家族のために尽くしている義母を「すごいなぁ」と尊敬しています。
スキー場の休憩所、3人で過ごす間、義母は同居している孫の話をずっとしていました。
実家の母と子育ての話をすることもありますが、時代が違うため分かり合えないこともあります。
でも、現役で孫の世話をしている義母の話を同世代の子どもを持つママ友のような感覚で聞いていました。
しかし、聞いているうちに、義母の話が孫の自慢ばかりになってきたのです。
義母が同居している孫は3人、1番上が高校生の女の子、下に男の子が2人です。
この1番上の女の子が義母の自慢の孫のMちゃんで、我が家の長女と1歳差です。
歳が近いこともあり、Mちゃんが小さい頃はうちで預かることもよくありました。
私も娘もMちゃんが大好きです。
ですから、Mちゃんの自慢話を聞くのは私にとっても楽しい時間ですが、義母がMちゃんとうちの長女を比べて、うちの長女を卑下しているように感じてしまいました。
そう感じた大きな理由は、義母はMちゃんの功績を延々と語った後で、なぜか必ず「長女ちゃんは?」と聞いてくるのです。
Mちゃんは地元の有名進学校、長女は普通の高校に通っています。
Mちゃんは部活動で活躍して表彰、我が家の長女はオタクで帰宅部。
Mちゃんはこの夏に読書感想文で賞状をもらいましたが、長女がなにかしらの賞状を持ち帰ってきたことは、いままでありません。
長女は世間から見てもはっきり分かる「取り柄はない子」ですが、兄弟想いの優しい娘で私にとっては宝物です。
義母を尊敬していたのに、娘を卑下するような態度に、心の底からうんざりしてしまいました。
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