お互いの趣味を理解し合えない夫婦。仲は良くても...こうなります

私と妻（50代）の話です。

長く一緒にいますが、お互いの趣味はまったく違います。

私は子どもの頃からプロ野球が大好きで、今は地元チームの大ファンです。

年に何度か試合を見に行き、ファンクラブに入って試合以外のイベントにも参加しています。

ただ、テレビ、ラジオ、ネットと、自宅観戦することが一番多いです。

自宅観戦するときはお酒やおつまみをスタンバイして、準備万端で観戦に臨みます。

勝っていても負けていても楽しんで観戦しているつもりですが、妻に言わせると「人格が変わる」そうです。

ひいきのチームが勝っていると、聞いてもいないうんちくを饒舌に語り出すようです。

どうやら「〇〇選手は△△高校出身で××年目の選手で年俸は...。今年はきっとタイトル取るよ」など、試合と関係ないことを無意識のうちに語っているようです。

最近「普段は無口なくせに」と、チクリと嫌みを言われてしまいました。

妻は全く興味がないので「へ～そうなの？」と、聞いているフリでごまかしているそう。

しかし、応援するチームが負けていると、タチがとても悪いそうです。

自覚はありませんが、顔色が変わり不機嫌になっているそう。

そして、足を引っ張っている選手や相手チームに毒づき始めます。

「この下手くそ」とか「〇〇との対戦の時ばかり活躍するんじゃね～よ」などなど。

どう考えてもおっさんの八つ当たりですし、SNSなどでは決して言ってはいけないやつです。

妻は「そんなにイライラするなら見なければ良いのに...」と呆れ顔。

しかし、「誰にも聞かれないところで毒づいたりするのも楽しみ方なんだよ！」と開き直っています。

まあ、聞かされる方はたまったものじゃないですよね。

一方、妻にも人が変わるほど大好きなものがあります。

それは某男性アイドルグループ。

彼らが出演している番組は全て録画しており、グッズやらCDやらを買い集め、もちろんイベントにも参加します。

妻が録画していた番組を視聴中に声をかけようものなら「うるさい！」と一喝されます。

誤って録画を消してしまったときは烈火のごとく怒り、なだめるのに大変な労力がかかりました。

夫婦仲は自分で口にするのも恥ずかしいのですが、世間一般より良好だと自負しています。

しかし、お互いの趣味だけはどうしても理解しあえません。