<この体験記を書いた人>
ペンネーム:ミリー
性別:女性
年齢:49
プロフィール:息子がラーメン店通いにハマり、私も最近一緒について行くようになって体重が一気に3キロ増えました(汗)。
2022年の初秋のことです。
コロナ以降、あまり活動がなくなった町内会で、久しぶりの集まりがありました。
そのとき、我が家の真裏に住んでいるAさん(60代後半、女性)から「相談がある」と言われました。
Aさんには2人の息子と1人の娘がおり、全員家庭を持っています。
そのうち次男(35歳)がAさんの実家(二世帯住宅)で、10歳年上の妻と9歳の娘、7歳の息子と一緒に暮らしています。
次男はごく普通の会社員ですが、妻はバリバリのキャリアウーマンで、朝早くから夜遅くまで働いているのだそう。
そのため、Aさんは学童のお迎えからお風呂、夕飯の準備など、ずっと孫の面倒を見ていると言っていました。
「困ったことがあってね...」
Aさんは私に耳打ちしました。
つい先日、次男の妻から夫の浮気疑惑について相談があったそうなのです。
その話を聞いてAさんはひどくショックを受け、しばらくはご飯ものどを通らなかったそう。
「きっと嫁の思い込みだと思うんだけどね、相談された手前、一応息子には聞いておかないとと思ってね」
「聞いたらもちろんありえないって否定してたけど。なんだか後味が悪くて...ないとは思うんだけどね、万が一何か見たら教えてほしいのよ」
そう言われてしまいました。
Aさんは夫を12年前に亡くし、それ以来一人暮らしをしていましたが、8年前に次男家族の子どもの面倒を見るために二世帯住宅にリフォームをしました。
Aさんは日中働いていて家を空けていることが多く、私ともそこまで親密に話をするような仲ではありません。
それなのに私に相談してくるなんて、よっぽどの事態なのだと思いました。
その話を聞いてから私は裏の様子が気になってしまい、窓からチラチラAさんの敷地を見るのが日課になりました。
Aさんのお宅には小さな離れがあり、どうやら結婚するまでは次男が離れを自室として使っていたようです。
うちのリビングの窓がちょうどAさん宅の離れの入り口と向かい合っており、窓から離れの出入りがよく見えるのです。
そして、ついにその日が訪れました。
平日の昼間に浮気相手と思われる茶髪の若い女性(20代前半)と腕を組み、ラブラブな様子で離れに入っていく次男を発見!
1時間くらい離れで過ごし、何事もなかったかのようにそそくさと女性だけが出ていきました。
どうやらAさんの出勤時間を把握し、いない時間帯に離れを使っているようで、その後も数回、浮気現場を目撃してしまいました。
「もし...もしもだけど...ないとは思うんだけど...何か見たら写真を撮っておいてね。孫がかわいそうだから息子を叱らないと」
Aさんの言葉を思い出しましたが、いざ現場を見てしまうと心臓がバクバクしてカメラを向けることはできませんでした。
コロナの影響で町内会活動もあまりなく、Aさんとはほとんど会いませんし、わざわざ訪ねて行って証拠を見せながら浮気現場を見たと報告するのも気が引けて...。
Aさんに言うべきかどうか迷っていて、いまだに決断できずにいます。
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