進路希望は第一希望から第三希望まで「YouTuber」。20歳を過ぎても息子の心配は尽きず...!

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:とらとら
性別:女性
年齢:54
プロフィール:アラフィフ兼業主婦。いくつになっても自分の子どものことは気になってしまいます。

進路希望は第一希望から第三希望まで「YouTuber」。20歳を過ぎても息子の心配は尽きず...! 72.jpg

54歳の兼業主婦です。

今年20歳になる息子がいるのですが、その子の将来が心配でかなり悩んでいます。

なぜなら、息子はとても楽天的な考えの持ち主だからです。

高校の進路相談のときのこと。

現在は映像系の専門学校に通っているのですが、担任の先生(50代ぐらいの女性)を三者面談で、堂々と「進学せずに、YouTuberに俺はなる!」と豪語しました。

私はそのとき初めて息子が進学しないつもりだと知り、頭を抱えましたが、担任の先生もかなり悩んでいたのでしょう。

そもそも三者面談は生徒全員にあるわけではありません。

高3の春、進路希望の提出用紙に第一希望から第三希望まで全部「YouTuber」と書いた息子に驚き、急遽、三者面談を行うことになったようです。

これは後に担任の先生から説明されました。

私は申し訳なくて何も言えませんでした...。

その後、どうにか説得して映像系の専門学校に進学することになったのですが、息子はいまだに「人生なんとかなる!」という考えでいます。

思い返してみれば、息子は幼い頃から何があってもめげることがない子でした。

野球部に所属していたとき、怪我でレギュラー落ちしてしまったことがあったのですが「リハビリしながら最高の応援団長を目指す」と練習には毎日行っていました。

高校受験で滑り止めの学校の試験に落ちたときも「受験の雰囲気はつかめた!」とあっけらかんとしており、全くもって気に病んでいない様子でした。

いつだって落ち込まず、ポジティブに生きてくれるのは嬉しいです。

通っている映像系の専門学校でも、先生に「センスはいい。あとは努力が伴うともっと良くなるから頑張れ」と言われたらしく、食事のときに「センスがあるって褒められた!」と嬉しそうに語っていました。

しかしその言葉、裏を返せば「努力が足りないから、もっと勉強頑張れ」と言われているのではないかと思われます。

それを都合よく「センスはいい」の部分だけを真に受けて喜んでいるのであれば、結構深刻な問題ではないのだろうかと思えてなりません。

私個人としては、社会に出たときに「素直に忠告や注意に耳を傾けられる人。理解できる人」のほうが成長できる気がしています。

やはり、息子には幸せになって欲しいですし、周りから頼りにされるような人になっていって欲しい思いがあります。

だから、我が息子ながら20歳でこんな楽観的で大丈夫なのか?と心から心配しています。

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