「節約」は何から始めるべき? 20年以上「節約術」を実践する私の「情報源」は.../斗比主閲子

こんにちは。斗比主閲子と申します。

アラフォー、既婚、複数人の子持ち、二世帯住宅在住、富裕層(※)です。

※富裕層は純金融資産1億円以上の世帯(野村総研定義)

【前回】止まらない円安、続く値上げ...「不安」が広がる中で感じた「海外資産」のありがたみ/斗比主閲子

「節約」は何から始めるべき? 20年以上「節約術」を実践する私の「情報源」は.../斗比主閲子 pixta_69844587_S.jpg

私はたまに雑誌の節約特集や投資記事をチェックします。

自分のお金の知識が古くなっていないかをざっと確認するのが目的です。

「お得なクレジットカードが発行されてないかなー」

「火災保険の良い商品が発売されていないかなー」

というように、お得度が高い新しい金融商品が登場していないかは特に注目するようにしています。

銀行、保険会社、証券会社等々の金融機関も、家電メーカーや自動車メーカーと同じで新しいサービスを常に作り続けています。

日々生活する中で、今まで利用してきた金融機関の新しいサービスには多少はアンテナを張っているつもりですが、抜け漏れは当然あります。

自分が知らない、良い商品がないかなというのを確認するために、雑誌をざざっとチェックしているわけです。

読んだことがある人は分かると思いますが、雑誌の節約特集ってかなり色んなことを扱っていますよね。

それこそ、給与の受け取り口座を2つに分けて1つは手を付けないようにしようという簡単なテクニックから、iDeCoやNISAみたいな金融商品の紹介まで、『節約』というキーワードでたくさんのテーマが扱われています。

今でこそ、私は節約特集を読んでも99%のことを知っていて、実践したことがあるか、今でもやっていることです。

だから、目次だけ読んで「ああ、これはいつものやつだな」って、すっ飛ばして、お得な金融商品が発売されていないかをメインにチェックしています。

でも、昔は違いました。

私が節約特集を読むようになったのは大学生の頃でしたが、その頃はレシートをどう扱うか、家計簿を作るかどうかといったところから、雑誌から学んでいました。

当時は親元から離れて一人暮らしをし始めた時期でした。

親の仕送りとバイト代で収入はいくらぐらいかは当然分かっているものの、支出の方は服とか本とか、かなりテキトーにお金を使っていたのはよく覚えています。

最初にやり始めたのは、食費の節約術でしたね。ご飯やおかずを小分けで冷凍しておいて、学校にお弁当を持参したりしてました。

大学生の頃はその程度で、働き始めてからは貯金が溜まっていったので、溜まったお金をどうするかを雑誌から学んでました。

確か、給与の振込口座を分けるのもやったことがあるはずです。

面倒になってすぐに辞めちゃいましたけど(笑)

結婚するころになって社会保険料と保険をどうするかをかなり時間をかけて勉強しました。

これも雑誌からの情報はありがたかったです。

改めて考えてみると、大学生のときから今まで雑誌の節約特集を読んでいるわけですから、もう20年以上経ちます。

これだけ長い間、色んな雑誌の節約特集を読んでいたら、そりゃ知っていることばかりになって当然ですよね。

そんな私が、「お金のことを勉強したいけど、何から始めたら分からない!」という人におすすめすることがあるとすれば、まずは簡単なことから始めることです。

スマホの契約見直しや、クレジットカードの断捨離でもOK。

思い立ったところから始めましょう。

そうやって自分のできること、身近なところから手を付けていくと、10年ぐらい経った頃には相当節約できるようになっているはずです。

雑誌の節約特集を読んでやってるものばかりだと思えるのは気分がいいものですよ!

今日はこんなところです。 ではでは!!

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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斗比主閲子

"アラフォー、既婚、複数人の子持ち、二世帯住宅在住、富裕層。旧帝大卒で年収は2000万円"ということになっています。ゆりかごから墓場まで、ありとあらゆる人間関係トラブルの相談を趣味で対応しています。単著『私って、甘えてますか?』(総合法令出版)

※毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

斗比主閲子さんのブログ:斗比主閲子の姑日記

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